probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Toby Keith

2024-02-08 11:06:18 | R.I.P.
カントリーの人なので、日本では、
知る人ぞ知るという感じの
認知度であったと思いますが、
2000年代から、2010年代の
初めくらいまでの活躍はすごくて、
アメリカでは、アルバムを出せば、
No.1という時期が長く続きました。

タカ派のシンガーの先鋒として知られ、
9.11のテロ事件のあと、
"Courtesy of the Red,
White and Blue
(The Angry American)"
なんていう、好戦的な歌詞の曲を
ヒットさせたりして、そんな姿勢は、
あまり好きになれませんでしたが、
ときに、ユニークな曲や、
ホロリとさせる曲を
出してくれる人でもありました。

というわけで、今回は、そんな2曲を。

まずは、"Courtesy of the Red..."
も収録していた、2002年のアルバム
"Unleashed"からのカットで、
Willie Nelson御大との
デュエットヒットになりました。
御大の演技も笑える、
"Beer For My Horses"です。
(Pop #22 Country #1)



もう1曲は、2009年のアルバム
"American Ride"からのカットで、
この年に亡くなった、
NBAのプレイヤーで、
Smooth Jazz系の
ベーシストでもあった、
Wayman Tisdaleに捧げられた曲
"Cryin' For Me (Wayman's Song)"
です。(Pop #73 Country #6)

パーカッションにArthur Thompson、
ベースにMarcus Miller、
サックスにDave Kozが、
ft.されておりました。



R.I.P.

https://www.udiscovermusic.jp/news/toby-keith-dies-at-62
カントリー界のレジェンド、
トビー・キースが62歳で逝去。
その功績を辿る
(udiscovermusic.jp)

※次回は、映画感想文です。

今週の気になる新曲2曲。

2024-02-07 10:45:33 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートを
上昇しそうな新曲2曲です。

どちらもベテランですが、
3分未満なのが、
今の空気をとらえている感じ。

まずは、Club Nouveauの新曲
"It's Alright"です。



なんか、ちょっと前にも
新曲を出していたような?
と思ったのですが、2015年のアルバム
"Consciousness"以来になるのかな?

ft.されているのは、
"Consciousness"でも参加していた、
ラッパーのChubb Rockですね。

現在のラインアップは、
まだまだ健在の
Jay Kingさんに、Samuelleさん、
そして、"Consciousness"からの
メンバーである、
Valerie Watson Englishさんの
3人のようです。

そして、もう1曲は、
こちらも、ボーイズグループ、
Immature時代から数えたら、
そろそろ、キャリアは、
すでに30年を超えているんですね。
Marques Houstonの新曲
"Admit It"です。



こちらは、流行の、
アフリカンビートを入れてますね。
2022年のアルバム
"Me"以来の新曲になるようです。

近年は、歌手、俳優業以外に、
映画のプロデュースなどでも、
活躍しているみたいですね。

※次回は、Toby Keithさん追悼です。

No.11 コレクション(1978~2008)(81)

2024-02-05 19:58:10 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、96年の3曲目は、
8月に、2週間、11位を記録した、
このシンガーの、こちらのナンバーです。



ユタ州出身のシンガー、Jewelの
"Who Will Save Your Soul"ですね。
95年リリースの1stアルバム
"Pieces Of You"からの
最初のシングルでありました。

6月の第1週に、いきなり、
Top40内、39位で、
Newエントリーして、
そのあと、10週間かけて、
11位にまで上がったのですが、
翌週は11位にとどまったものの、
次の週には、12位にダウンして、結局、
Top10入りはならなかったようです。

ただ、この曲がすごかったのは、
ここからでして、そのあと、
8週間、Top20内にとどまり、
Top40には、都合、
27週間、ランクインして、
Top10入りしなかったのに、
その年の年間チャートの、
25位入るという健闘を見せました。

昨今も、女性シンガーが強い時代と、
そう語られておりますが、
Jewelさんが絶好調だった、
このころも、Alanis Morissetteや、
Paula Coleなど、女性のSSWが、
大活躍していた時代だったですよね。

1996年8月3日付けのビルボードHot100です。

1位は、あの、おじさん2人の、
あの名曲です。

※次回は、気になる新曲2曲です。

なんとなくAOR (#33 アポロとロッキー)(追悼 Carl Weathers)

2024-02-04 11:19:40 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
予定していた曲を変更しまして、
1日に、76才で亡くなった、
Carl Weathersさんの追悼で、
こんな2曲を選んでみました。
残念ながら、どちらも、
Audio Onlyです。

まずは、Carl Weathersさんが、
81年にリリースしていたナンバー、
"You Ought to Be with Me"です。



『ロッキー』シリーズの
アポロ・クリード役で、
俳優として人気者になった
Carlさんですが、シンガーとして、
こんなシングルを出していたんですね。

吉岡正晴さんが、SNSで、
訃報とともに紹介しておられましたが、
これは自分も知ってました。

Al Greenのナンバーで、
同じタイトルの曲がありますが、
こちらは、Carlさん自身が書いた、
同名異曲のようです。

wikiなどに、この曲に関する、
記述が見つからないのですが、
別サイトで調べましたら、当時、
R&Bチャートの71位まで
上がっていたみたいですね。

大ヒットすれば、アルバムも?
と思っていたのかもしれませんが、
リリースは、このシングル、
1枚だけだったようです。

リンク先のYouTubeの画像は、
なぜか、88年公開の、
Vanity共演のの主演映画
『アクション・ジャクソン
/大都会最前線』
(日本は89年公開)
の写真が使われておりますが、
当然、曲とは無関係であります。

そして、そのアポロに、
一度は敗れたものの、
再挑戦して、チャンプになった、
主人公ロッキーでありましたが、
そのロッキーを長年演じた、
Sylvester Stalloneも、
昔、映画で歌っていたなぁと思い、
もう1曲は、こちらを選んでみました。

Dolly Partonと共演した作品
『クラブ・ラインストーン 今夜は最高!』
サントラから、"Drinkin'stein"です。



アメリカでは84年に公開されたものの、
評判が悪くて、ヒットしなかったために、
日本での公開は、86年になって、
かなり、ひっそりと上映されていた、
そんな記憶があります。

Dollyさん演じる、クラブのスター歌手が、
たまたま知り合った、Stallone演じる、
タクシー運転手を、あることから、
一人前の歌手に育てることになって...
というような話でしたね。

と言いながら、観たはずですが、
あまり覚えてませんが。(^^;)

サントラでは、ソロで歌っているのは、
この曲だけだったみたいですが、
Dollyさんとのデュエットで、
さらに4曲、披露してしているようですね。

さて、Carlさんのほうは、
シングル1枚だけだったみたいですが、
当然、カップリング曲もありまして、
そちらは、こんな↓
ファンキーなナンバーだったようです。



R.I.P.

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/02/03/kiji/20240204s00041000212000c.html
映画「ロッキー」アポロ・クリード死す
米俳優カール・ウェザースさん76歳で
(スポニチアネックス)

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、
96年の3曲目です。

Time Machine ~1977~

2024-02-03 10:59:00 | 懐かし洋楽
今回は、1977年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Johnny Bristolの
"Do It To My Mind"です。
(Pop #43 R&B #5)



1974年の名曲、
"Hang On in There Baby"の
大ヒットで知られます、
Johnny Bristolさんの、
77年リリースの3rdアルバム
"Bristol's Creme"からの
1stシングルで、Hot100で43位、
R&Bチャートで5位というのは、
"Hang On in There Baby"に次ぐ、
チャート成績だったようです。



シンガーとしての実績は、
そこそこだった、Bristolさんですが、
デビューする前の、
60年代から70年代初頭までは、
モータウン専属の、ソングライター
&プロデューサーとして、
数々の名曲を世に送り出していて、
代表的な作品としては、
Marvin & Tammiの
"Ain't No Mountain High Enough"
"Your Precious Love"
(上記2曲、プロデュースのみ)
Jr. Walker & the All Starsの
"What Does It Take
(To Win Your Love)"
Diana Ross & The Supremesの
最後のシングルとなりました
"Someday We'll Be Together"
などがあるようですが、
"Someday We'll Be Together"
で聴こえる男性ボーカルも、
Bristolさんだったみたいですね。

そんなBristolさんですが、
2004年に、65才の若さで、
この世を去っているようです。

1977年2月5日付けのビルボードHot100です。

1位は、ミネソタ州出身の、
あのシンガーの、あの名曲です。

<1977年2月5日、何があったか?>

スウェーデンの理論物理学者、
Oskar Kleinさんが亡くなったのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/オスカル・クライン
オスカル・クライン(Wikipedia)

※次回は、なんとなくAOR、
第34回です。