爺のつぶやき

後期高齢者で知識や話題に乏しい田舎ジジイですが、
見たり聞いたりその日の出来事をつぶやいています。

「美しい国」はどこの国のことか・・・?

2007-02-22 15:56:00 | あれこれ
民主国家になって62年、我が国の「政治家」と言う職業はすっかり金儲けの職業になってしまった。

本来「政治家」個人は私財を溜め込む為の職業ではないはずである。

国会議員は、社会情勢や、経済活動など時代の変化に機敏に対応して、国民一人ひとりが安全で快適に過ごせるルールを国会で作るのが使命である。

開会中の国会の論点は「格差」と「政治とカネ」の問題である。

個人の所得、教育、医療、福祉にとどまらず、中央と地方の格差はますます広がっている。
生活保護基準以下の収入しかないワーキングプアは1000万人以上ともいわれている。

首相は「本人の努力次第で、ある程度の高低差が出るのは仕方ない」。

現実の社会はそんな甘くはない。
貧困の悪循環から抜け出せない人が大勢いることの認識すらない。

生活保護の申請に行っても申請用紙さえ貰えず、一人寂しく餓死する人が後を絶たない。
呑気なことを言っている場合ではない。


宮崎県で、「女がらみで不祥事を起こしたタレント崩れ」が知事になった。
これは、今の社会の歪みの中で起きた現象と思う。(月額最低賃金・2006年 東京11万5040円 日向市 9万7760円)


民主党の小沢党首が政治資金の公表をした。
「政治とカネ」の問題は昨年辞任した佐田行革相の不正経理問題を含めて、衛藤衆議、松岡農相、魚住参議、伊吹文科相、中川政調会長など、次々疑惑の俎上に乗っている。

他の議員は「発覚さえしなければ」と思っていることだろが、徹底して追及してほしい。

我々は少々の蓄えを取り崩して、血のにじむ思いで納付している。

その税金を勝手気ままに使われてはたまったものではない。
1円でも領収書を添付して公表すべきではないか。


18年度確定申告書を税務署に届けてきた。

国民健康保険料や介護保険料が増額され、年金収入の減少、公的年金控除の縮小、定率減税(小渕首相が恒久的減税と約束していた)が半減など、年々負担が多くなってきた。

道新「読者の声」に71歳の札幌の土井さんが、夫婦でギリギリの年金生活である。
ひたすら、まじめに働いて、家庭を守り、子供を育てきた、国民が安心して老後を送れないとは情けない。と投書していた。

カミサンは、「ウチと同じだネ」 と言った。

国会議員の一人当たり収入6400万円
「こんな高額を誰が決めた」と腹が立つ。

「美しい国」はどこの国のことか・・・・?疑いたくもなる。
























コメント
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