爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺です。見たり聞いたり、その日の出来事などをつづっています。

地方からデパートが消える。

2009-02-04 21:16:00 | あれこれ
北海道のデパートがピンチである。

民事再生を申請した丸井今井に続いて、3日西武の札幌、旭川店が撤退検討と報道された。

となりマチ旭川市の丸井と西武はJR旭川駅前の一等地、買物公園に隣り合わせに店舗を構えているいわば旭川の顔である。

二つのデパートは旭川市民だけではなく、隣接する深川、美瑛、富良野、士別、名寄、などの人たちが子供の頃から買い物をし食事を楽しんできたところである。

ここ数年、西武函館店、丸井小樽、苫小牧、釧路店、東急北見店など相次いで地方のデパートが閉鎖され、1月にはロビンソン札幌店(以前は松坂屋)が幕を閉じた。

デパートの売り上げ不振がたびたび新聞に出ていたが、以前三越、丸井、西武の買い物袋をを下げた人をよく見かけたが、最近見かけなくなった。

若者などはユニクロなど低価格の衣料品がファッションの主役となりデパートなどの高級ブランドには手を出さなくなってきた。

地方のデパートは見るだけで買い物は複合専門店と消費者の嗜好も変わってきているようだ。

衰退してきたデパートがどう生き残って行くのか・・・?。

これほど景気が後退すれば、個人消費が不振になるのは当たり前である。

定額給付金の話ではない、大幅減税か不振の業種に公的資金も投入する必要もある。


デパートが撤退されたら、マチが空洞化し地元の商店街も住んでいる住民も経済的にも大きな打撃をこうむる。


旭川買物公園では駅前平和通り商店街の人たちが存続を求めて署名活動をしている。

丸井、西武デパートの従業員、納入業者等関係者は2000人を超えると聞かさされている。

北海道第二の都市旭川市はいま、旭山動物園ブームで台湾、韓国の人たちまで来てホテルも増えてマチ全体が元気がでている。

旭川には閉鎖寸前の旭山動物園を行動展示で再生させた知恵がある。

丸井今井旭川店、西武旭川店に地域住民が足が向いて、撤退を思い留めるよう秘策を出して頑張ってもらいたいものである。








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