何も変わらぬ生活苦

先日どうしん川柳 「選挙後も何も変わらぬ生活苦」と載って「そうだよな~」しみじみと思った。
天候異変や物流費の高騰でキャベツを筆頭に、白菜、大根、人参、ネギ、レタス、玉ねぎ等々スーパーの野菜価格がすべて高い。
テレビの画面からは、お買い物している消費者の嘆きが聞こえてくるが、同じように農家も生産に必要な経費も出ないと嘆いている。
コメも備蓄米放出で価格が若干下がるとの見込みだが、10㎏7000円でも茶碗一杯48円位、値上げになったといっても主食のコメは安い。
商品を眺めると昔を知る者にとって同じ商品でも内容量が少なくなったり、小さくなったり価格を調整し涙ぐましい企業努力が見て取れる。
選挙後、政治の世界も風通しが良くなりそうな気配だったが、「俺が、俺が」と、野党間共闘することもなく手柄の取り合いが情けない。
選挙のための「資金苦」もあるだろうが争点だった政治資金問題を早くかたずけないといつまでたっても「何もかわらぬ生活苦」が続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます