25年前の教訓
きのうの道新夕刊「今日の話題」で森川純さんの
あの記録的な冷害の記事が載っていた。
田んぼは今日もどんよりと雲に覆われている。
1993年、コメの全国作況指数は74で北海道は戦後最低の40だった。
異常低温と日照不足、オホック海高気圧の影響で冷たい風が入り記録的な冷害から今年25年になる。
札幌管区気象台は6~8月平均気温は高いというが、このところ一週間は曇り空で気温も上がらず肌寒かった。
水稲は6月下旬から7月初旬は幼穂形成期農家にとって一番大事な時期を迎える。
このところうまいコメ作りで ゆめぴりか、ななつぼし、ふっくりんこなど、耐冷性に劣る品種の作付が多い。
農業センターではあの25年前の教訓を活かして「深水管理」を徹底するよう呼びかけている。
自然相手のコメつくりには細心の注意が必要になる農家の地道な努力が実って豊作を期待したい。