今日の散歩道
雨の日以外は毎日散歩に出かけているが、気になるものを見つけるとよく立ち止まって考え事をする。
きょうも石狩川の河川敷を歩いて気にしていた。セイタカアワダチソウに足が止まった。

セイタカアワダチソウ
この国で外来種の西洋タンポポなどが繁殖した時期があった。この植物もその一つで黄金色の花をつけて繁茂していた。
孫が夕張にいたとき今廃線になった線路わきを自転車の練習につきあった。この時、この旺盛な繁殖力を持つ野性的な植物の花が一面に咲いていた。
この植物はいつどこから来てこんなに繁殖したのか見たこともなくそれ以来、ずっと気になっていた。戦後我が国の食料不足の時、救援物資に紛れてきたのか、
または、米国から輸入している家畜の飼料と一緒に麻袋に種が混入してきたのか、いまだよくわからない。
セイタカアワダチソウの花粉はアレルギーの原因といわれ、日本の伝統的な秋の風物詩であるススキなどが退治されると嫌われてきた。