6月12日(水)

日本ハム 2 - 1 広 島
輝星デビュー戦でプロ初勝利
日本ハムドラフト1位吉田輝星投手(18)が、広島戦でデビューして初勝利を挙げた。
テレビをつけると1回、一死満塁と大ピンチをむかえていたが、5番西川を三振に仕留め、続く6番磯村を3塁ゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。
先制は日本ハム、一回大田が一死から広島の先発大瀬良の初球を捉えて左超え12号ソロを放ち、1-0とした。
広島は2回長野のタイムリーで1-1に追いついたが、日本ハムはそのウラ一死満塁から西川の内野安打で2-1と勝ち越した。
輝星は三回先頭のバティスタから中軸を3者凡退とし、四回には二死で会沢に二塁打を浴びたが、後続を断ち、五回も1番から3者凡退に斬った。
これで5回勝利投手の権利を得て降板し、6回は井口、七回は公文、八回はロドリゲス九回は石川直の継投で1点差で逃げ切った。
5回4安打1失点と人生初のお立ち台に立った輝星は「自分の力だけじゃ勝てなかったのに、自分だけ立たせてもらって・・・。うれしいです」。
3万3、563人の大観衆の前で笑顔で喜びを語った。プロ入り最多の84球を投げ、最速147キロ、投球の80%の67球を直球で勝負した。
日本ハムはこれで広島に連勝し、交流戦でついに首位になった。今日も18時からNHKテレビで実況しハムは加藤、広島山口が投げる。
