気になる家庭崩壊
このごろ、家族関係があっても家庭が営まれていない家がある。爺の理論だが、家族と家庭はどう違うのか、家庭は家の庭と書く。
我々の時代は、家を建てると必ず庭を作る。庭を眺めて、枝が伸びると剪定し、落ち葉を掃いたり、草花に水をかけたり、肥料を与えたりする。
それなりにいつも気を配って眺めているのが庭である。同じ植物でも山に植えてあるものは伸び放題、倒れ放題で庭とは言わない。
家族を家庭にするというのは、それぞれの心がけ次第であると思う。息子や娘はどうしているか、孫は元気で学校で勉強しているかな。
独立していても、同じ屋根の下で住んでいても、そんな気使いや、心使いがなければ家族や家庭とは言わないのではないかと思う。
最近の農水事務次官が息子を殺した。札幌の2歳児を衰弱しさせたなど、悲しい事件事故を思うと家庭が崩壊している家族が多いのが気になる。