照屋寛徳さんのこと

沖縄出身の前衆議院議員 で社民党副党首も務めた照屋寛徳さん(76)が15日午後ガンのためお亡くなりになったと新聞に載っていました。
照屋寛徳さんは1945年にサイパンの捕虜収容所で生まれ、大学卒業後、弁護士となり、その後、県議会議員を経て参議院議員を1期、衆議院議員を6期務めた人です。
私が、北海道選出議員を訪ねて国会に行ったとき、その議員が急に出かける事が出来て不在であったため、その時に親切に対応してくれたのが照屋寛徳さんでした。
しばらくテレビでも見かけないのでどうしているのかと気になっていましたが、2021年の衆議院選挙には高齢などを理由に立候補せず引退していました。
2020年社民党臨時党大会で参院比例代表で当選を重ねてきた福島党首に対し衆院へのくら替え要求を突き付け「あなたが先輩方が築いた遺産をすべて食いつぶした」と批判していました。
これで沖縄県民の将来を案じ、いつも先頭に立っておられた闘士がまた一人この世を去りました。つつしんで照屋寛徳さんのご冥福をお祈りいたします。