オブスな犬の「わさお」が映画になりましたが、すごい人気ですね。
「まこねこ」もブームになりました。
猫や犬は、オブスの方が受けるのに、人間はそうはいかないものです。
時々、こんなファッションをしたいなーと思う時がありますが、どうも私の感覚は、クラッシックなのです。
つまり、古い訳です。どれだけ古いかと言うと平安時代のファッションや、中国だと清朝末期のファッションが好きです。
現在NHKで日曜日の11時から「蒼穹(そうきゅう)の昴」というドラマをやっていますが、衣装に見とれています。
長崎に行った時、歴史文化博物館に行きましたが、チャイナドレスの展覧会がありました。
私以外誰も入っていないような状態でしたが、本当にかわいいドレスでした。
市川海老蔵が、暴力事件で歌舞伎界に汚点を残したと言われていますが、その代わりに代役をした片岡愛之助というスターを生み出したようです。
この人は、一般家庭の子で、松竹芸能の子役から9歳の時、13代目片岡仁左衛門の部屋子になり、子供のいなかったその息子の片岡秀太郎の養子になりました。
つまり、坂東玉三郎と同じ、芸養子ですね。
歌舞伎の世界では、家系が重要で、中村獅童のように名門でも親が歌舞伎を止めてをいる人はいい役には着けません。
だから、中村獅童は自分から映画などのオーデションを受けまくって、今の地位を築き上げたのです。片岡愛之助は、上方歌舞伎では有名だそうですが、海老蔵の代役を3日でこなし、海老蔵より良かったと客に言わせると言うことは、日ごろから芸を積み上げていたのでしょう。
どの世界でも、日ごろの小さいことに忠実なことが、大きな働きにつながるのですね。