2022年11月15日(火) 鳥羽水族館を出たらあとはホテルに向かうだけ、でも時間が早すぎる…
じゃあ、ということで、予定にはなかった夫婦岩へ行くことにしました。
小学校の修学旅行以来だから…60年ぶり!
伊勢神宮も同じだわね。
二見浦 夫婦岩
ナビに二見ヶ浦と入力したら、すごいことに九州へのルートが表示された。
帰ってから調べたら九州にも二見ヶ浦があるようですね。
で、私は「ふたみがうら」だと思ってたのですが「ふたみうら」みたい。
子供の頃見た夫婦岩の記憶とは角度とか距離感とか若干違う気がしました。
そういうことってよくありますね、意外と小さかったんだ、大きかったんだ、とかね。
カメ?に見える。
横のちょこんとしたものは鳥が止まってたの。
いい時間になったのでホテルへ~
志摩観光ホテルです。
ここの「アワビのステーキ」を食べたいと、ずーーーーーーーーーっと思ってたので、私も念願を叶えるべく(笑)
というか、アワビのステーキで有名なのはラ・メールというフレンチレストランなんですが、ホテルを予約したときレストランも予約しようとしたらもう満席だと!
ホテル自体も2,3日迷ってたら希望の部屋がすでに埋まってた。
一体どうなってるの?
今回は幸運にも全国旅行支援(1万円)を使えたけど、大勢の人がこれで殺到してるってこと?
それともそんな割引がなくてもすぐ予約が埋まる人気ホテルってこと?
まあね、もっと高いお部屋は空いてたんだけどね(笑)
がっかりしてたら和食のレストランのコースの中に「アワビのステーキ」を組み込んだものがあったので、そちらにしました、取り敢えず、よかった。
和食レストランは泊まったザ・クラシックではなく新館のザ・ベイスイートにありました。
車での送迎を勧められましたが、500mくらいなので歩いて行くことにしました。
道の横にはライトがずらーーーっと続いててロマンティック。
星は降るほどではないけど神戸の倍は見えました。
さて、お食事の話をしましょう。
まず、この器が出てきました。
きれい~~~
ふたを開けるとこんな風。
前彩
右上から、南蛮漬け(何のお魚だったか聞いたけど忘れた)、その下秋刀魚(だったかな)の柚庵焼き、鮑肝山椒煮、銀杏伊勢茶衣揚げ、柿鶉玉子、絹皮付小芋(中に雲丹が入ってた)、左上菊菜と湯葉、蓋を取ってない生節鱈子、そして銀杏の形の公孫樹(イチョウのこと)丸十(サツマイモのこと)
どれもこれも、おいしい~~~そして美しい!
初めて聞く名前があって勉強になります、でもきっと忘れるわ(笑)
吸物
清水仕立て
伊勢真鯛
菊大根
菊花
焼き椎茸
海藻
旬香
蓋の上には何やら文字が、和歌だったかな。
フタを開けると…いや、きれい~
夫と少し柄が違うそうです。
いくつ在庫をお持ちなのか、すべて絵柄が違うそうです。
菊の形のダイコンは声が出た、美味しい。
造り
伊勢海老洗い作り
魚介五種盛り合わせ
あしらい一式
中央下の方にワサビがあったんだけど、写す前に取ってしまった…
おいしい…と夫がため息交じりに(笑)
鮑ステーキ
焦がしバターソース
これが食べたかったのです。
おいしかった、おいしかった、けど、バターがちょっと強すぎ?もっとアワビを楽しみたかった。
箸休め
伊勢海老とあおさ素麺
生姜 葱 旨出し
これ、絶品!
なんとおいしいおそうめん、伊勢海老よりおいしい。
伊勢海老具足煮と野菜の焚合せ
蒸し鮑天ぷら
野菜三種 薬味 天つゆ
料理一題として三品の中から好きなものを選べました。
夫は天ぷら、私は具足煮。
具足煮の殻についた少量の身を食べただけで、わっおいしい!
いつもながらシェアしました。
食事
にぎり寿司と細巻き寿司
海鮮ちらし寿司
これもどちらか好きなものを選べました。
お刺身でも思ったのですが、形が小さいのにしっかり旨味がある。
普通に考えたら大きすぎたり小さすぎると味は落ちるんじゃないかと…
でも大いに裏切られました。
あと、赤だしも。
水菓子
盛り合わせ
中央の栗羊羹がすごい。
これも作られた物だそうで、クリのコリコリ感がいい感じ。
200%堪能しました、大大満足です。
こんなにおいしいものはもしかしてこれが最後かも?(笑)
濃密な1日を過ごしました。
2022年11月16日(水)晴れ
ホテルの部屋からの眺め。
けっこう暗い。
昨夜夕食のあと送迎の車で宝生苑(ほうじょうえん)という旅館の温泉に入りに行きました。
泊まった部屋は温泉付きでしたが、ホテルの中にあると思ってました。
ついてないお部屋がなくなってたので…
宝生苑は賢島で一番大きな旅館だそうで、エスカレーターはあるし、滝が流れてるし。
送迎の運転手さんに私が「この辺りはけっこう暗いですね」と言うと「はい、国立公園ですのであまり明るくできないのです」と。
なるほど。
便利さより景観 なのですね。
伊勢志摩観光ホテル ザ・クラシック
うちの夫婦は旅行に行くと必ずと言っていいくらい朝散歩します。
まだ6時半ころ。
ホテルの横にザ・クラブという建物があって、その中を通って向う側に散策コースがあります。
中に2016年のサミットが行われたそのまま。
ザ・クラブを抜けると気持ちいい芝生、木の向うに見える建物が昨夜夕食を食べたレストランがあるザ・ベイスイートです。
途中には橋が。
金刀比羅宮(こんぴらぐう)
海上の守り神として信仰される金刀比羅宮が祀られています。
ホテル開業前の昭和5年から現在の地に鎮座し、毎年10月には秋の例大祭が開かれています(と、ホテルのパンフレットから)
このあたりでUターンしてホテルへ。
朝食です。
夫は和食、私は洋食を選びました。
いつもならシェアするのですが、これを交換するのは大変なのでこの日はそれぞれ。
写真には写ってませんが、だし巻き卵とサワラの一夜干しがあります。
私の伊勢海老と鮑入りのオムレツを一口あげてご飯を一口もらったら…おいしい!
三重県は米どころとは聞いてなかったのにね。
私も和食にすればよかった。
朝食の会場はアワビのステーキで有名なラ・メールというレストランだったのですが、ここでもサミットを再現。
首脳たちは美味しい料理を堪能されたのでしょうね~
横山天空テラス
ホテルからほど近いところに英虞湾を見渡せる展望台がありました。
かすんで見えますね、いいお天気すぎたかな。
英虞湾クルーズ
港に着いて最初に声をかけてくれた男性の説明を聞いて50分のコースを申し込んだらこの船でした、ありゃ。
この船に乗りたかったのに…
クルーズ中船頭さんのアナウンスで「乗ったらあの船もこの船も同じ」って、確かに(笑)
それにこの小さな船だから東方の小さな島々の間を縫うように走れたからよしとしましょう。
この建物が昨夜 温泉に入りに行った宝生苑です。
真珠を養殖するアコヤ貝のイカダと作業小屋。
細い棒はアオサ養殖です。
島が多く重なり合ってるので、島か陸続きなのかよくわからない。
もう少し時間がたつと隣の島とつながるそうです。
オットセイに見える?
ミキモト真珠工場
白く小さいのは御木本幸吉さんが建立した仏像です。
この他にも石垣を築いたり電気をどうこうしたとか、志摩・鳥羽に大いなる貢献をしたそうです。
最後の方は少し風が強かったですが、大半は穏やかで気持ちよかったです。
クルーズを終え、この旅最後の松阪牛の昼食です。
行ったのは「牛銀(ぎゅうぎん)」
これにはいろいろあって…
目的の一つが「和田金」ですき焼きを食べること、以前一度行ってその味が忘れられず、伊勢に行くなら死ぬまでにもう二度と来れないだろうから和田金にも!と決めていました。
旅行中なので予約の時間がはっきりしないので、広いお店だから大丈夫だろうと着く2時間くらい前に電話したら…満席!
仕方ない、もう口は松阪牛になってる、次に有名な牛銀へ電話。
がーーーーん、当日の予約は承ってないと。
席が空き次第のご案内になるというので、仕方ない、待つかーーーー
で、着いたら、いわゆるお座敷ですき焼きというのは予約で満席(後でわかったんだけど、団体客があったので満席になったみたい)
ここも?一体どうなってるの?
三重県のクーポン(6000円)のせい?まさか…
横に牛銀さんのカジュアルなレストランがあって、そこは30分くらい待つと入れるというので、待つことに。
30分弱でお昼にありつけた~
すき焼き定食とステーキ定食。
まあまあおいしかった、けど予定とは違ったからね…消化不良でこの旅を終えました。
家には夕方4時ころ着いたかな?
事故にもあわず無事に帰ってきました。
母のことにかこつけて自分たちが楽しんだ、と言えなくもないけど(笑)
母の死後いろいろ大変だったご褒美・慰労と思いましょう。
長い旅日記見ていただいてありがとうございました。