地域史や記念誌を作る場合、メインスタッフに経験があれば進行もスムーズですがノウハウがないとムダな動きや必要な課程が省かれて、結果としてミスやまとまりのないものができるケース多し。過去、たくさんの記録誌制作に関わらせていただき、冷泉や東光小の記念誌サイト版はコンクールで賞をいただきました。ゼンリン時代を含む幾多の経験で資料収集の課題や収集方法も蓄積済みなので、相談や打合せの段階で課題がクリアになれば視界はずっと広がり、内容の一層の充実に直結します。
博多部の町界町名改正からもうすぐ50年、博多祇園山笠が現行の七流になったのがこの時期なので、再編が行なわれた各流で記念誌が進みます。私はご指名いただき西流の記念誌制作のための準備を3年前からサポート、いよいよ残り1年となり写真資料集めが本格化し、先日も現在進行確認と今後の入念な打合せ。
効率よく、モレなく、万遍なく集めるための段取りと資料づくりも待った無し…。丘部(冷泉地区)はまちづくり戦後史をまとめた際の基礎資料があるので、あとは浜部(奈良屋地区)と旧流の資料(岡流、櫛田流、呉服流、浜流など消滅した流)の確保へ。
写真は手持ちの戦前の旧西町流絵葉書、1枚目・上西町。
2枚目・綱場町。
3枚目・竹若町。