2016年4月の熊本地震での全壊から5年、2021年4月16日に日帰り温泉として営業再開した「垂玉温泉 瀧日和(旧山口旅館)」さんを17日に訪問し、温泉&景観を堪能しました(^.^)。
隣接する地獄温泉と共に、通いたくなる魅力で溢れてます。
たしか垂玉温泉の絵葉書シリーズもあったはずと思い、未整理の絵葉書段ボールから捜索。やっと一枚、明治末から大正初期の絵葉書を見つけました(^^)。
絵葉書はちょうど北原白秋や与謝野鉄幹ら「五足の靴」一行が宿泊した頃の全景。石垣はこの頃からのものが辛うじて遺ったようです。絵葉書のアングル、今は樹々が茂って定点で撮影難しそうです。
震災前に訪れた際と比較して、昔の絵葉書と比べても立派な石垣は以前のものが遺ったようですね。
きれいになった施設内に、石垣好きにはたまらない景観が広がります。
受付棟にある南阿蘇産の野菜やフルーツを使った軽食やスイーツが楽しめる「タマカフェ」も魅力的、テラス席もいい感じです。地熱を利用した蒸窯での食事を楽しむグループもいました。
温泉一の絶景、金龍の瀧をみてワクワク感はMAXになります。貸切湯もあり、家族連れも気軽に楽しめそうです。サイトをみると宿泊施設は5月以降にオープンするようですね。新阿蘇大橋が開通して、南阿蘇もより近くなりました。ぜひ新しくなった垂玉温泉 瀧日和の魅力に触れてほしいです。
そういえば、神奈川県の徳富蘇峰記念館にある吉田初三郎「阿蘇大観図」絹本肉筆画の玉垂温泉&地獄温泉部分を改めてチェックしてみました。拙著「美しき九州〜大正広重・吉田初三郎の世界(海鳥社)」に掲載させてもらった画像でも、金龍の瀧の絶景を含めて丁寧に描かれていました。一度でいいからこの作品を、九州・阿蘇で展示公開したいなと思っています。
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