記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

天神ビブレ閉店日の新聞記事にコメント協力&天神ビルの秘密

2020年02月18日 18時27分29秒 | 福博まちの記憶

2020年2月11日、天神ビブレ閉店。ご縁をいただき、閉店当日の西日本新聞朝刊記事にコメント協力させていただきました。

写真1枚目は手持ちの「ビブレ21」開店当時の広告など。昭和60年に進学で福岡市へ出てから、天神ビブレ&天神コアには様々な思い出があるので、いい記念になりました。

ビブレの思い出は人それぞれ、私的にはサウンドヒロカネやビブレホール、地下の文化堂など音楽系店舗が最も印象に残っているので、西日本新聞さんへのコメントもそれが反映されています。屋上で開催されたロックフェスも懐かし。80年代に大好きだったスターダスト・レビューやZIG ZAG、さらに「Give Me Up」が大ヒットしたユーロビートのマイケル・フォーチュナティもビブレホールで観たなぁ。当時の情報誌「シティ情報ふくおか」や「BEAT MAKS」の手持ちのバックナンバーを久しぶりに開いてみました。

ちなみにコメントはFBSめんたいワイド「ひと駅ノスタルジー」ロケ帰りのロケ車の中で、何の資料もないままの即興対応(笑)。

西日本新聞といえば、2019年10月のにしてつ電車まつり会場で販売開始したフォトブックの新刊「Vol.24 天神大牟田線80th 歴代車両図鑑」を記事で紹介していただきました。

さらに、1月30日の西日本新聞記事「天神の“元祖”高層建築「天神ビル」の秘密 有田焼のタイル85万枚」でも、コメント協力させていただきました。

これは昨秋(2019年11月7日)西日本新聞社の経済部からご依頼いただき、全国地方紙の方々を迎えてのミーティング・メニューとして「天神ビッグバン」で変わりゆく天神の歴史とポイントを、実際に90分コースでまち歩きしながら解説させていただき、その中で私が「天神ビルのローマ字表記は、一般的な"TENJIN"ではなく"TENZIN BLDG"と"Z"なんです」と解説したことがきっかけで記事にしていただいたもの。上の画像はその時のコースとマップです。

「天神」の名前を冠した最初のビルが、今年60周年を迎える天神ビルであることを知っていただきたかったので感謝です。日本の高層ビルの歴史、実は天神ビルが原点なんです。天神ビル地下には天神地区一帯の電力供給を賄う地下変電所もあり、また同ビル建設時に最初の本格的な「地下街」構想が提示されています。そのあたりの詳しい天神の歴史は、電子ブックとして公開されている西日本鉄道110年記念誌・第1部テーマ史「天神発展史」に書いてますのでご興味ある方はご覧ください。

今年は天神が今のように発展するきっかけとなった1910(明治43)年の「第13回九州沖縄八県連合共進会」から110年の節目。様々なカタチで情報発信をしてみたいと準備中です。

 

記念フォトブック「福ビルと天神の60年〜さよなら福岡ビル・再開発記念フォトグラフ」残数わずか!

LOVE FM 76.1MHz 「JAL九州歴史ロマン街道」2019年4月より第2クール放送開始(毎月第3・第4・第5土曜日13:00〜13:30)。

ふくおか喫茶店文化史(1)マッチラベルと広告

新刊Vol.24「天神大牟田線80th 歴代車両図鑑」等フォトブックシリーズ全27冊通販ページ

にしてつWebミュージアム(企画構成を担当)

西日本鉄道創立110周年記念誌『まちとともに、新たな時代へ』第1部は「天神発展史」

アーカイブ画像ライブラリー(アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並みアーカイブス)

KBC「栄光の西鉄ライオンズ」DVD紹介の特設ページ(企画構成・台本・監修を担当)


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