記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

筥崎宮お潮井道版「光の道」の夕陽2018

2018年06月03日 10時39分10秒 | 福博まちの記憶

雲ひとつない初夏(6月1日)の夕暮れ、今だけの筥崎宮お潮井道(参道)にまっすぐ沈む夕陽を撮りに。

鳥居の先は志賀島&玄界島、志賀海神社…。

夏至を挟んで5月下旬〜6月初旬の数日と、7月後半(〜7/末・名越祭)のこの季節だけ現れる筥崎宮版「光の道」です。宮地嶽神社のように高低差がないものの、私的にはこの絶景が大好きで毎年撮影にチャレンジしてます。

以前も投稿しましたが、志賀海神社の本殿と筥崎宮の本殿、そして宝満山・竈門神社上宮、この3つは地図上でみるとほぼ真っすぐ一直線につながります。

博多祇園山笠のお汐井とり(7/1、7/9)時期も夕陽がいい高さですが、ここまで参道にまっすぐ降りません。水平線まで雲が掛からないことも稀、梅雨時期の晴れ間という諸条件が重ならないとなかなか見ることができない風景です。

私もここ数年50回以上チャレンジ撮影していますが、この日はホントにキレイでした。構図に人物や西鉄バスを入れてみたりと、いろんなパターンで撮影…。二の鳥居&西鉄バス越しの「光の道」、その先には浜鳥居まで綺麗に撮れたのは初めて。そもそもこの時間帯、参道を歩く人や自転車も多く、国道3号線を車が行き交うので、諸条件が重なるのを辛抱強く待ちます(笑)。

上の写真の構図、実は博多湾のエッセンスを凝縮してます。右手前から、西戸崎・大岳・志賀島・玄界島が重なり合い、そこに夕陽が沈む。さらに左の水平線に小さく小山のように見えているのは、博多港を出航した大型客船です。都市高速を進む西鉄バスを入れてのスナップ。

この日は筥崎宮に限らず、博多湾沿岸では最高の夕陽を見ることができましたね。


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