5月、すでに博多の町は「博多どんたく」の準備が進み、祭りムード
が高まっている。どんたく隊などで参加する人々も準備に大わらわであ
る。なんだか町中が熱気に包まれる、そんな空気を味わうのは大好きだ
が、今年は仕事が手一杯で楽しむ余裕がなさそうだ。
今年は西鉄100周年、恒例の花自動車は例年に加えて5日も運行す
るそうである。しかも例年のコースに加え、3日の日中は姪浜や福重、
大橋まで巡ると言うから楽しみだ。戦後、福博の街の復興をいち早く盛
り上げたのもどんたくであった。3年前、福岡市周辺を襲った地震の後
のどんたくも良かった。
30日、ゼンリン地図の資料館で25日まで開催された企画展に提供
した資料を引き取った後、いのちのたび博物館での企画展の打合せまで
に少し時間があったので、小倉北区黄金町商店街へ向かった。下関・小
倉の初三郎鳥瞰図の招聘者・スポンサーであった大津氏が戦後に店を構
えた地を確認しておきたかった。
黄金町は国道3号線を三萩野交差点から南小倉駅方面へ向かう途中に
ある。高校時代、軟式庭球部に入っていた私は三萩野庭球場には幾度と
なく足を運んだことがある。小倉球場も近いため馴染みのある地域だ。
なにより私自身の結婚披露宴は、すぐそばにある観山荘別館にお世話に
なった。妻と共に「料理が美味しくて時間制限の無い場所」を探して、
決めた老舗料亭だ。
最寄り駅からの送迎はすぐそばに本社を構えていた第一交通にお願い
した。博多で今暮らしているマンションも第一交通の物件だから、我な
がらちゃんと関連付いているなと妙に納得する。私が在籍したゼンリン
の印刷子会社は、バブル崩壊前夜は統合前で小倉・勝山公園脇に社屋が
あった。西小倉駅で降りて小倉城を通り抜けて通うか、南小倉駅で降り
て大手町経由で通勤するかのどちらかだったので、街めぐりが好きな私
は色々なコースを試し、その中に黄金町などを巡って南小倉へ到るコー
スも作っていた。
黄金町界隈はその当時、16年前と比較しても他地区と比較すれば寂
れたという印象は少ない。初三郎のスポンサーであった大津氏の店はす
ぐに判った。商店街の中では今も有名な店であった。この日は時間が無
かったので後日、改めて取材へ向かうこととし開店前後の活気ある商店
街の雰囲気だけ味わって移動した。
秋の初三郎展の準備、途中経過は少々難航している。展示に欠かせな
いと考えて借用リストに入れていた鳥瞰図の絹本の何本かを断念するこ
とになりそう。所有する地元で秋に展示を計画する処が出てきたためで
ある。地元で展示と聞けば、活用してくれる訳だから普段なら喜ばしい
ことであるが、製作の際の周辺資料・取材資料が豊富な鳥瞰図だけに、
残念だ。
展示時期が重なるのであれば、もうひとつ実現したい「初三郎ゆかり
の地バスハイク」のコースに入れれば良い訳だと思考転換しよう!
何れにしても5月末までには展示品がほぼ決まりそうである。
今日の写真は、昭和30年頃 小倉井筒屋屋上から小倉港を臨む。
冷泉のあゆみ1945~2007まちづくり戦後史
アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並み
ポストカードブックシリーズ解説・通販
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鳥瞰図絵師・前田虹映
オールド地図鳥瞰図コレクション・吉田初三郎ほか
が高まっている。どんたく隊などで参加する人々も準備に大わらわであ
る。なんだか町中が熱気に包まれる、そんな空気を味わうのは大好きだ
が、今年は仕事が手一杯で楽しむ余裕がなさそうだ。
今年は西鉄100周年、恒例の花自動車は例年に加えて5日も運行す
るそうである。しかも例年のコースに加え、3日の日中は姪浜や福重、
大橋まで巡ると言うから楽しみだ。戦後、福博の街の復興をいち早く盛
り上げたのもどんたくであった。3年前、福岡市周辺を襲った地震の後
のどんたくも良かった。
30日、ゼンリン地図の資料館で25日まで開催された企画展に提供
した資料を引き取った後、いのちのたび博物館での企画展の打合せまで
に少し時間があったので、小倉北区黄金町商店街へ向かった。下関・小
倉の初三郎鳥瞰図の招聘者・スポンサーであった大津氏が戦後に店を構
えた地を確認しておきたかった。
黄金町は国道3号線を三萩野交差点から南小倉駅方面へ向かう途中に
ある。高校時代、軟式庭球部に入っていた私は三萩野庭球場には幾度と
なく足を運んだことがある。小倉球場も近いため馴染みのある地域だ。
なにより私自身の結婚披露宴は、すぐそばにある観山荘別館にお世話に
なった。妻と共に「料理が美味しくて時間制限の無い場所」を探して、
決めた老舗料亭だ。
最寄り駅からの送迎はすぐそばに本社を構えていた第一交通にお願い
した。博多で今暮らしているマンションも第一交通の物件だから、我な
がらちゃんと関連付いているなと妙に納得する。私が在籍したゼンリン
の印刷子会社は、バブル崩壊前夜は統合前で小倉・勝山公園脇に社屋が
あった。西小倉駅で降りて小倉城を通り抜けて通うか、南小倉駅で降り
て大手町経由で通勤するかのどちらかだったので、街めぐりが好きな私
は色々なコースを試し、その中に黄金町などを巡って南小倉へ到るコー
スも作っていた。
黄金町界隈はその当時、16年前と比較しても他地区と比較すれば寂
れたという印象は少ない。初三郎のスポンサーであった大津氏の店はす
ぐに判った。商店街の中では今も有名な店であった。この日は時間が無
かったので後日、改めて取材へ向かうこととし開店前後の活気ある商店
街の雰囲気だけ味わって移動した。
秋の初三郎展の準備、途中経過は少々難航している。展示に欠かせな
いと考えて借用リストに入れていた鳥瞰図の絹本の何本かを断念するこ
とになりそう。所有する地元で秋に展示を計画する処が出てきたためで
ある。地元で展示と聞けば、活用してくれる訳だから普段なら喜ばしい
ことであるが、製作の際の周辺資料・取材資料が豊富な鳥瞰図だけに、
残念だ。
展示時期が重なるのであれば、もうひとつ実現したい「初三郎ゆかり
の地バスハイク」のコースに入れれば良い訳だと思考転換しよう!
何れにしても5月末までには展示品がほぼ決まりそうである。
今日の写真は、昭和30年頃 小倉井筒屋屋上から小倉港を臨む。
冷泉のあゆみ1945~2007まちづくり戦後史
アンティーク絵葉書に観る懐かしの風景・町並み
ポストカードブックシリーズ解説・通販
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鳥瞰図絵師・前田虹映
オールド地図鳥瞰図コレクション・吉田初三郎ほか
名前のごとく、小倉で生まれ育ち、今は香椎に住んでいます。
私が育ったのは、小倉城の堀の傍(昔のひびき荘の辺り)。遊び場はお堀や八坂神社やその周辺でした。
遠い記憶に、じいちゃん連れられて、魚のえさにする海老を買って、紫川の住金の堤防あたりで釣りをしたことが頭に残っています。
やんちゃ盛りの頃、小学校から帰って、玄関にランドセルを放り投げ、夕方まで遊び、6時になると井筒屋のオルゴールが鳴り、それを合図に家に帰っていました。
懐かしい写真をありがとうございます。
豊前で高校まで暮らしたので小倉は憧れの都会でした。
高2の時には、友人と自転車で約40キロの小倉まで行った
ことを思い出します。いつも小倉へ出ると勝山公園で休憩を
とったり、小倉玉屋、井筒屋へもよく行きました。
京町にあった松竹や東宝など、映画館にもよく行きました。
小倉と香椎というと、松本清張ですね。
「点と線」というか…。
8月から松本清張記念館で始まる企画展には、資料協力して
います。里帰りの際にでもお立ち寄りいただけると幸いです。
松本清張記念館、行きたいと思いつつ、未だ未入館です。
機会があれば、訪れたいと思います。
「点と線」‥面白い「縁」でしょうか、今住んでいるとこは
11月30日にアップされた香椎の海岸の画像の近くです^^;
先日のたけしが刑事役をしたドラマも、わくわくして見ました。
また、西鉄香椎駅前の桜も無事に移され、花を咲かせたのを見て、ほっとしたり、
駅舎が壊される前に写真撮ったり‥と、
いま、変貌する香椎を哀しく見つめています。
コメントありがとうございます。
ありがたいお申し出、感謝します。
宜しければ、私が運営している以下のサイトの問い合わせ
フォームから連絡先をお知らせください。
もしくは以下アドレスへ。
info@asocie.jp
お近くでしたらお伺いすることもできます。
北九州へは5日に行きましたし、6月は数回足を運ぶ予定です。または、当方の住所(福岡市博多区)へ着払いで送付いただく方法でも結構です。
以上、取り急ぎご連絡まで。
mapfan@ますだ