記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

西鉄ライオンズ、吉田初三郎、川上音二郎…興味の尽きない面白さ。

2008年05月31日 07時42分28秒 | まちづくり
 週3日の貫徹をなんとか乗り越えた。30日は吉田初三郎展の打合せ
で博物館のH学芸員が事務所へ来る。出品交渉も大詰めに来て、展示構
成の全体像が見えてきた。現地調査などで互いに新たに得た情報などを
共有し展示物を決めるのだが、これからは展示候補から最終的にどれを
採用しどれを削除するかの詰めである。

 展示スペースの関係上、泣く泣く諦める資料も多くなりそうだが、打
合せを経て、展覧会をより面白くするアイデアもいくつか思いついた。
特に子ども向けの企画を考えている。予算は限られているが、私は制約
の中でいかに工夫するかの過程が大好きである。

 30日は西日本新聞のK氏から電話をもらった。数年前に私が担当し
た講演を拝聴いただいて以来、色々交流させてもらっている。日曜日の
毎週のコラムを担当されている方だ。福岡市西区の愛宕倶楽部に行くと
私の作成した絵地図やポストカードブックがあって、それで電話をくれ
たとのこと。

 西日本新聞紙上では最近、知人が続けてニュースで取り上げられてい
て嬉しい限り。西新・高取商店街のミニコミ誌を創っている谷口さんは、
以前コミュニティFM運営に関わっていた時にご一緒していた旧知の方。
記事になる前に、この件で相談の電話もいただいていたので、これを機
会に紙面づくりの良いスタッフが集まることを願う。

 博多・御供所の東長寺横に建設中の「新・博多の町家」も先日記事に
なった。社長と娘の通った小学校の50周年事業でご一緒しおやじの会
で共に活動したことで、このプロジェクトもパンフレット企画やサイト
構築運営で参加させてもらっている。私のアイデアも盛り込み、少しず
つ参加型の楽しいサイトへ進化させたい。
博多ロジハウス通信

 28日深夜、インタークロスの栢野氏から電話をいただいた。中小零
細事業者は昼夜関係なく働く。深夜12時前だったが、色々近況を話し
た。家族で世界一周された本を息子さん達が出版したことで記事になっ
ているが、その件でおめでとうございますを言うのを忘れて失敗(笑)。

 西鉄さんに遺っていた西鉄ライオンズの写真資料が楽しい。写真集に
まとめたいので、少しずつゆかりの方へコンタクトする。店屋町のカフェ
ブラジレイロへ夕方顔を出して珈琲をいただきながら、奥さまにライオ
ンズの件を尋ねる。

 ブラジレイロの先代は野球好きで草野球などの審判もしていたし、
確か西鉄ライオンズ全盛時のパ・リーグ会長・中沢氏とご縁があったと
思い確認すると中沢氏は遠縁にあたるとのこと。ブラジレイロを改築竣
工した際の記念写真に、パ・リーグ中沢氏名義の花スタンドが映ってい
たことを思い出す。当時、ライオンズ選手もよく店に来ていたそうだ。
この日はご主人が不在だったので、その件で改めて写真を見てもらいな
がら色々聴こうと決める。

 30日は西鉄の元社員の方からも電話いただいた。ポストカードブッ
クをOB会の際に持ってきた方がいて、どうしてもほしくなったとの事。
西鉄本社の入る福ビルの丸善さんに置いてあることを伝える。

 その丸善さんではまた古書市が開催中。郷里の作家・原田種夫氏著の
「四島一二三伝」を見つけ、すぐに購入。その他にもいくつか地元人の
伝記などを買う。九州鉄道(西鉄大牟田線の前身)の開業時の沿線案内
も掘り出しもの。同じものがヤフオクに今、2点出ているがその5分の
1の価格で手に入ってラッキーだった!

 ライオンズの資料、川上音二郎の資料をこのところ熱心に集めている。
気が付くと、ライオンズ関係の出版物はすでに30冊を超えている。毎
晩、就寝前にそれらを読む毎日だ。

今日の写真は、西鉄ライオンズが転機を迎えた昭和35年の福岡市地図。
福岡駅の高架工事時期にもあたり、地図には旧線と新線が両方記載され
ている。3年後に移転する現在の博多駅も赤で記載されていて興味深い。

冷泉のあゆみ1945~2007まちづくり戦後史
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鳥瞰図絵師・前田虹映
オールド地図鳥瞰図コレクション・吉田初三郎ほか
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