記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

ALWAYS 続・三丁目の夕日

2007年04月10日 21時32分05秒 | まちづくり
 今日は「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のボランティア・エキ
ストラに参加した。大ヒットした前作、もちろん娘と私は計5回
映画館へ足を運んだ(笑)。昨年暮れ、原作を連載しているビッ
クコミックの続編記念プレゼントは娘が当選。西岸先生のサイン
入り複製原画が我が家にある。

 近くでロケが行われ、エキストラ募集をしていたので娘と一緒
に申し込んだが、私だけ当選し本日参加したのである。早朝から
夕刻までまる一日がかりの撮影であったが、昭和34年にタイム・
スリップしたかのような、私も含めて参加者が次々に髪型や衣装・
メイクで昭和30年代の姿になっていく様子を楽しんだ。

 一番面白かったのはやはり、撮影を控えて通称「三丁目食堂」
で皆が集って食べたお弁当である。なにせ皆さん、レトロな格好
でただ今40歳の私が古写真でしか見たことのない「昭和」な人々
が目の前にいる(私もだ)。一種異様な雰囲気と緊張感?の中で
出番を楽しみながら待った。

 私は今回がエキストラ初体験ではない。地元のドラマ等で頼ま
れて何度か体験している。しかし今回のような「昭和30年代」に
成りきるのは初めてで、また仕事柄、大勢の人々の細かい動きや
助監督さんらの指示を注意深く観察させてもらった。そういえば
結婚してすぐ、福岡ドームに「ガメラ」が来た時(映画)も妻が
勝手にエキストラに応募していて、その時は新聞記者の役が付い
ていたことを思い出した。

 ロケの細かい中身はまだ公表不可なので、秋の公開後にまた書
きたいと思っている。今日の写真は、前作のオープニングに登場
した、蒸気機関車が鉄橋を渡るシーンのロケ地。北九州人にはお
馴染みの遠賀川・筑豊本線の鉄橋(橋脚の一部は明治期の煉瓦造
り)である。

 続編が公開されるまで(?)に娘と取り組むのは、原作の一平
君のクラス全員の名前と家族構成をチェックすること(笑)。夏
休みの自由研究にでもしようか、と考えている。もちろん西岸先
生の「夕焼けの詩」全巻、再編集モノも全て揃え、「鎌倉物語」
を始めとする単行本はおそらく全部あったりする(笑)。

 ただひとつ、以前DVD(デジタル紙芝居)で発売された「三
丁目の夕日」が無い。一度購入したのだが、あろうことか間違っ
て古書店に売られてしまった…。気づいて改めて探しているが、
なかなか見つけられない。あ、TVアニメも福岡では放送されな
かったような…。

 それにしても、生で観た「ロクちゃん」こと堀北真希は可愛か
った。続編でもうひとつ気になるのは、京極夏彦氏の最高傑作と
も言われる『魍魎の匣』の映画化である。全作「姑獲鳥の夏」の
実相寺監督が急逝され、原田眞人監督がシリーズを引き継いで映
像化だ。この話題はまたの機会に。
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