来年6月刊行予定の博多祇園山笠「西流」50年史は毎週のように委員会や会議が開かれ、古い写真のアーカイブ化も進行中です。
昭和28年以降の山笠写真コンクールの応募作は櫛田神社で保管されているのですが、実は西流は昔から応募作が圧倒的に少ない(笑)。で、流の各町毎に写真を含む諸資料掘り起こしを進めていただきました。今週ようやく、行方不明となっていた膨大かつ貴重な記録資料群が見つかり歓喜しました!
懸案だった不足分も含めて余りある貴重な記録、これから解読作業に入ります。歴史を執筆する材料が不足していましたが、逆にどう纏めるか限られたページの中で構成に悩みそうです。
写真は、手持ちの絵葉書から。櫛田入りの絵葉書をよく見たら旧西町流がけっこうありました。現在は飾り山を製作していませんが、戦前の飾り山笠も多数絵葉書に遺り…やっぱりアンティーク絵葉書は侮れません。
振興会誕生以前、期成会の頃も幾度か絵葉書セットを発行してますね。祭り行事の保存発展のためにPRにも努めていた証拠品です。新幹線の開業とともに山笠も全国区となります。