記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

ブラタモリ「福岡と鉄道編」放送直前、「白猫のなる木」に始まる数奇なご縁

2015年10月02日 20時41分29秒 | 福博まちの記憶

何事もなければ明日10月3日(土)夜は企画構成(一部案内人で出演)でお手伝いさせていただいたNHKブラタモリ福岡と鉄道編」の放送です。

タモリさんとナレーションの草なぎ剛さんとは、過去に幾度かご縁がありました。写真は1995年10月初め(今からちょうど20年前)にフジ「森田一義アワー・笑っていいとも!」のオープニングコーナー(香取&草なぎコンビの初コーナー)「投稿写真」で紹介されたものです。

これは同年5月に県営春日公園で私が撮影したもの。「白猫のなる木」というタイトルで草なぎさんが紹介して、見事タモリさん判定で勝利した思い出があります。Wikipediaで調べると、草なぎさん初登場直後で半年だけのコーナーだったようですね。当時の横澤プロデューサー自ら熱心な電話をかけて来られましたので、かなりウケたようです。

時が経ち2009年に故・和田博実さんと一緒に「西鉄ライオンズとその時代」刊行で新聞各紙に大きく取り上げていただいた際、隣には草なぎさんが某事件を起こしたという記事が出ていたこともあります(笑)。

タモリさんは西鉄ライオンズの大ファンだったと伺っていたので、ご親友のHさんを通じて拙著「西鉄ライオンズとその時代」「美しき九州~大正広重・吉田初三郎の世界」「ふくおか絵葉書浪漫」や絵地図「博多湾周遊絵巻」、西鉄フォトブックシリーズなども進呈させていただきました。

それに加えて、当時企画構成をお手伝いしていたFBSナイトシャッフル「記憶探偵キノレオ」の放送DVDも許可を得て送付した覚えがあります。あわよくばタモリさんに地元福岡の番組にロケ出演してもらえないか、との思惑もありました(笑)。今回その話をすると、覚えてらっしゃったので感激しました。

2010年にはタモリさんが司会を務めるフジ「世にも奇妙な物語」20周年スペシャルで、三谷幸喜さん初主演作「台詞の神様」に美術協力させていただきました(三谷さん演じる「わが家の歴史」脚本家の周囲にある膨大な書籍や資料はすべて私の私物でした。そのうちの一つ昭和45年版「博多の昼と夜(博多中洲の夜のガイドブック)」を今回のロケ時にタモリさんに進呈)。

それから5年を経てのブラタモリ共演、ホント夢のよう…薄いご縁ですが、ずっと細く繋がっていたのかもしれません(笑)。今回の私はディレクターさんとシナリオ作りのためにミーティングやロケハン(下調べ)を繰り返し、西鉄ネタを中心に添えるということが決まってからは、吉富さんをはじめとする西鉄の方々に全面ご協力いただき、案内人役でもご登場いただきました。

スタッフ曰く、過去最高のテンションだったというタモリさん。どんな風にまとまっているのか、本当に放送が楽しみです。個人的にはもっと地図の話、吉田初三郎の鳥瞰図の話をしたかった、というと欲張りすぎでしょうか(笑)。


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