先日、永年探していた「福岡城下町・博多近隣古図(文化9年・九州大所蔵)」原寸複製軸装図・初版を安価で入手できました。
藩政時代の代表的絵図、改めて細部を眺めると色々と気づきがあります。現在の天神エリア、肥前堀の位置もよくわかります。
博多部や中洲エリアに関する当時の海岸線を改めて確認…博多祇園山笠の追い山コースが、浜部でジグザグに折り返しを繰り返す理由もはっきりします。
荒津山(西公園)や福岡港付近の地形、福岡浜(長浜)のラインも…。
東に目を向けると立花山なども細かく描かれ、当時の博多湾に多くの松原が存在したことも…。当時の船が何を目標に航行していたのかも想像できて、当分楽しめそうです。