marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(393回目)どうして男は女をハグしたくなる欲求が湧くのか 〔創世記第2章〕

2017-07-22 21:04:11 | 日記
 今回の表題の答えは、創世記第2章21節にあるというのです。つまり、もとあったところに戻したいと・・・。人(アダム)の創造の後の女(エバ)の創造された部分を書いてみます。(これは新改訳で)・・・
◆<<ちなみに、2章4節後半からの「創造する」「造る」は、原典では第1章1節の「創造した」(これは神にしか使われない言葉が書かれているのと異なり、人がものを造るような、その「造る」という言葉で書かれていることは、前のブログに書きました。(ですから、三位一体の神が、「われわれに似せて人を造ろう(1:26)」と言われても、実際、地上で試作品が完成するまでの実働作業は御使いが働いたと考えてもおかしくないと僕は思っているのです。決定権と最終確認者は三位一体の主にありだが。)>>
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18節 その後、神である主は仰せられた。「ひとがひとりでいるのは良くない。わたしは彼(アダム)のために彼にふさわしい助け手を造ろう。」   〔・・・・〕
20節 〔・・・・〕人にはふさわしい助け手が見当たらなかった。
21節 そこで、神である主が、人から取ったあばら骨のひとつを取り、そのところの肉をふさがれた。  
22節 こうして神である主は人から取ったあばら骨をひとりの女に造り上げ、その女を人のところに連れて来られた。
23節 すると人は言った。
 「これこそ、今や、わたしの骨からの骨、
  わたしの肉からの肉。
  これを女(イシャ<ヘブル語>)と名付けよう。  
  これは男(イシュ<同>)から取られたのだから。」
24節 それゆえ、男はその父母を離れ、妻と結び合い、二人は一体となるのである。
25節 そのとき、人とその妻は、ふたりとも裸であったが互いに恥ずかしいとは思わなかった。
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◆ここで創世記第2章が終わるのですが、次の第3章にサタンの業が顔を出すのですが、この第2章のこの部分は、第1章の神の創造の業の1週間の第6日目の27節の詳しい創造の話ということになります。ですから、第2章から第3章の間はかなり完成してから時間が経過してそれなりの平和が保たれていたということが考えられますねぇ。 
◆話は飛びますが、これから創世記を読んで行くと、最初の人アダム、妻のエバが最初なのに、既に他に人がいたような記事が出てくるところがあります。これは、僕はこのように考えています。後の第4章にアダムがエバを知ってカインを産むとあるのですが、カインが結婚する記事があるが相手はどこから来たのかというものです。知ったという言葉以外にですね・・・この「知る」という言葉は特別な意味あいがあるのですが、それ以前(蛇に誘惑により罪を犯す以前)にも以降にも、生殖行動を(「知る」という言葉以外に)行っていたということは、全然おかしくはない訳です。第1章27節に男と女とに創造されたとあり、彼らを(被創造物すべて)に「生めよ。ふえよ。地を満たせ。」と主なる神は言われている訳ですから。・・・・ 続く