marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(403回目)脱線:「あなたの罪は赦された」〔ルカによる福音書第5章17~26節〕

2017-08-01 02:00:00 | 聖書・聖句
 旧約聖書を読み始めて、創世記第三章にきて脱線中。ここはまさに、人類に罪が入った時の場面であるのですが、新約聖書においても特に「罪」という言葉が目に入ってきます。「罪」については特にイエスを信ずるという場合、無論、他人から言われる筋合いのものでは決してありませんが、「自分の十字架を背負いわたしに従いなさい」とイエスが言われたことに対して、個々人が考えざるを得ない事柄でもあります。

◆今まで、旧約聖書、天地創造において、否、それ以前、父なる神とその独り子イエス、聖霊(三位一体)が天上界にて永遠にあるということ考えてきました。そして、罪については、前回のブログで考えました。ルカ福音書の中にそれらのことを提示する話がありますので、今回は脱線して、その話を掲載したいと思います。表題は、イエスの言葉です。(文中、アンダーラインは僕)

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 ある日のこと、イエスが教えておられるとファリサイ派の人々と律法の教師たちがそこに座っていた。この人々は、ガリラヤとユダヤのすべての村、そしてエルサレムから来たのである。主の力が働いて、イエスは病気を癒やしておられた。すると、男達が中風を患っている人を床に乗せて運んできて、家の中に入れてイエスの前に置こうとした。しかし、群衆に阻まれて、運び込む方法が見つからなかったので、屋根に上って瓦をはがし、人々の真ん中のイエスの前にイエスの前に、病人を床ごとつり降ろした。イエスはその人達の信仰を見て、「人よ、あなたの罪は赦された」と言われた。ところが、律法学者達やファリサイ派の人々はあれこれ考え始めた。神を冒瀆するこの男は何者だ。ただ、神の他に、いったいだれが罪を赦すことが出来るだろうか。イエスは彼らの考えを知って、お答えになった。「何を心の中で考えているのか。『あなたの罪は赦された』というのと『起きて歩け』と言うのと、どちらが易しいか。人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。」そして、中風の人に、「わたしはあなたに言う。起き上がり、床を担いで家に帰りなさい。」と言われた。その人はすぐさま皆の前で立ち上がり、寝ていた台を取り上げ、神を賛美しながら家に帰って行った。人々は皆大変驚き、神を賛美し始めた。そして、恐れに打たれて、「今日、驚くべきことを見た」と言った。(ルカによる福音書第5章17節~26節)

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 ・・・中風を患っていた男が、運んできた男達とどういう関係でつながれていたか、突拍子もない行動に起こさせるまでに男達にイエスに直していただきたいと思われたその男のすべてをイエスは、すぐさま深く感知したのではなかったでしょうか。・・・ そして、イエスの言葉、改まって静かに深く自分の言葉で読んで心に留める言葉です。・・・・Ω