marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

毎夜、雪降る静かな真夜中に起きて思っている:世界のベストセラーを読む(950回)

2022-02-10 06:06:06 | #日記#手紙#小説#文学#歴史#思想・哲学#宗教

◆新しい年になって、ここ数日、しんしんと雪が降り始めかなり積もり庭の木々も殆ど見えなくなった。毎夜といったらいいのか早朝といったらいいのか、4時前には起きてステーブの前のデッキチェアーに座り、オレンジ色の炎を見ながらコーヒーを飲む。積もる雪は、騒音を吸収するのか、とても静かで、空気清浄加湿器のファンの音がかすかに聞こえるだけだ。目が覚め布団から離れた時は、身体の確認だ。年を重ねるといろいろシンドイ部分が出てくる。人によるのだろうが、僕は血液循環系の確認。交通事故や雪害での身体への物理的衝撃による機能障害よりも、誰しもだろうが、年齢を重ねることによるケミカル的劣化、内蔵器の機能障害。

◆出張で中国、上海や中部アモイや南の深圳などに行った時、実に早朝、公園などで太極拳をやっているご年配の一団をよく見かけたものだ。若い頃は、あのスーローモーな動きがよく分からなかった。歳をとると、手足の動きは、当然のごとく同じような機構で動かし続けているのだから、筋肉や血液の循環が伸びやかな血管などにもかかわらず、硬直してくる。体操やらあの緩やかな太極拳などという動きは、からだ全体に行巡る神経系、それに沿う血管の伸び、血液の流れをゆっくり十分に行き巡らせるものだったのだな、ということが歳を重ねてくると自分のこととして理解されてくる。・・・これはひと月前の書きかけの内容であるため途中で終わる。けれど、朝暗いうちに目覚め、思うことは今も変わっていない。毎日、静かな朝を迎えている。・・・