marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(97回目)

2016-08-16 15:12:38 | 日記
◆世界のベストセラー聖書を読む◆ 口語訳です。
第13章 ヨハネさんは、光、そして夜、闇のコントラストをうまく書いている。イエスは「光ある内、光の中を歩め、闇に追いつかれないようにせよ」と言われる。(13:30)「ユダ一切れの食物を受けとると、すぐに出ていった。時は夜であった。」。明るい光と夜の闇。うまい。ユダは闇の中に消えていった・・・。僕が今見ている国際ギデオン協会より贈呈のものは口語訳だが、小さいので手ぜまの机上ではこれすぐ見てしまうが、その中で場面が変わるところの節の前に「¶」のマークが小さく記載され、次の場面変わる31節の前にも記載。
◆問題は次ぎ、(13:31)¶さて、が出て行くとイエスは言われた。「今や人の子は栄光を受けた。神もまた彼によって栄光をお受けになった。(13:32)彼によって栄光をお受けになったのなら、神ご自身も彼に栄光をお授けになるであろう。すぐにでもお授けになるであろう。・・・というところ。
◇脱線:レオナルド・ダ・ビンチの最後の晩餐で、イエスの左のペテロに耳打ちされている女性のような人がヨハネさんですがこれは丁度(13:24)の場面、ペテロにイエスに誰が裏切るのか訊いてくれと耳打ちの場面。一時、ダビンチコードという映画で解説された、そのヨハネをイエスの右にずらしていくと丁度、(13:25)ヨハネがイエスに尋ねるポーズに重なるという訳だった。そこまで、ダ・ビンチはよんで構図を捕らえていたと・・・。イエスの愛しておられた弟子と出てくるのは、この福音記者ヨハネさんその人である。
◇脱線2:(13:18)の『わたしのパンを食べている者がわたしにむかってそのかかとをあげた』という箇所は旧約聖書(当時では聖書)詩編41編9節「わたしが信頼し、わたしのパンを食べた親しい友までが、わたしに背いて、かかとを上げた」。(いのちのことば社)がそのとおりになったということ。細かい聖書の所まで事の成就であると書くのは、やはりそれだけ旧約来の言い伝えの神の言葉のイエスのことがらについての成就がどこにあるかとの聖書の調査を十分にしたからなのだろうなと思わされる。
◆サタンが入ったユダについては、他の共観福音書に較べ、それほど悪く決定づけていないのはどうしてなのだろう。一番長生きのヨハネさんは検証しようと思えばユダの事も詳しく(悪く決定づけられるように)書けたのにと思う。そう思いません? それに、先の問題のイエスの言葉、良く読むとどういう意味なのだろうと思いませんか?”彼”と書いているいるのは、イエスを裏切った”ユダ”のことでしょう・・・さて? 

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