ボルシチ

ウチは妻も仕事を持っているのでぼくが料理当番の曜日があります。

先日、車でカチューシャ＆ノンナが歌う「カチューシャ」がかかった時に娘が唐突に「ボルシチってどんな味？」と聞いてきました。

ボルシチ……　過去何度かは食べたことはあるんだけれど具体的にはどんなだったっけ？

ビーフシチューやミネストローネとどう違うんだ？

ネットでレシピを見てみると…

”缶詰トマトで作る簡単レシピ”！！

これなら作れそう。

では今日の夕食はこれをつくるよ！

Ураааааааа!!



用意したもの

牛肉（カレー・シチュー用）

ニンジン

玉ねぎ

ジャガイモ

トマト缶詰

以上


そう、ボルシチに必要なアレがありません。

いっつもネットで調べ物する時って、ぱっと見ただけで分かった気になっちゃって全部見ないで終わらせちゃうんだよね…

なので大事なものが無いことに全く気付かずに作り始めてしまいました。


肉野菜を軽く炒めて鍋で茹でます。

ぐつぐつぐつ…

３０分茹でて塩コショウをパラパラっと、ここで味見。

んんん？？

味が足りない…

そもそも夕食の用意を夕方から始めて半日煮込むなんてことできるわけないじゃん！

せいぜい１時間が限度だよね。

しかたない…

コンソメブロックを入れてみるか。

んん……

ケチャップも入れてみよう。

ワインもどばっ！！

うん！美味しい！！

でも……

これ、ミネストローネとどう違うんだ？？

ベーコンやハムで作るとミネストローネで、肉の塊を煮込むとボルシチ？

んんん？？？

ま、とりあえず完成！



我ながら美味しくできました。

ミネストローネ味だけど……


ごちそうさまでした。

で、ちゃんと調べましたよ。

サワークリームとビーツが大事なようです。


ま、ロシアも広いしどこかの家庭では「サワークリームもビーツも使わずにミネストローネ風にするのが我が家の伝統よ」って言っているかもしれないしね……。

きっと”KIRIN世界のKitchenから”でも「クラスノヤルスク地方のお母さんはサワークリームもビーツも使わずに…………」ってこんなボルシチの缶スープを発売することもあるさ。







難しいよ…カチューシャちゃん……
自分の絵のレパートリーの中に小さな子はいないのでなんかプニっ感が描けませんでした。
ま、こんなスプーンの幼児握りが似合うこの子も実は高３ですけどね……


「じゃあね～　ピロシキ～」　「ダスヴィダーニャ」




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