LOWSONの新商品「バタフライピーティーのぷるるん水ゼリー(レモン)」
小惑星リュウグウをイメージしたものだそうです。
確かに細かな金粉が入っており黒い星空模様の紙カップに収まる姿は宇宙っぽいけれどどこがリュウグウなのかはわからない。
カップから外せば混ぜるものによって色が変化する性質があるバタフライピーがレモンと合わさることによって発色された薄紫色。
ますます宇宙感はなくなるけれど美味しいことは確かです。
リュウグウイメージの触れ込みはJAXA公認商品だそうです。
まぁ宇宙ならばと「ジェダイの帰還スイーツ」とか「フォースの覚醒ゼリー」なんかにしてしまえば1個300円を超えてしまいそうなところ、そこは営利団体ではないJAXAですから定価も180円に抑えられてはいます。
でも……やっぱりリュウグウっぽさはないなぁ……
中になにかフルーツの一欠片でも入っていればよかったのかもしれないけれど肝心のリュウグウのカタチが判明したのもついこの前のことですし、先代のはやぶさが行ったイトカワだってまさかあんなラッコのようなカタチだとは誰も予想すらしていなかったわけだしなかなか商品開発って難しいのかもしれない。
小惑星探査機「はやぶさ2」が162173/1999 JU3 RYUGUのホームポジションに到着に成功したものさほど大きなニュースにはなっていませんね。
まぁあの先代はやぶさが満身創痍になりながらやっとの思いで地球に帰還したことにくらべれば、大きなトラブルも無く話題になることもなくいつのまにかしれっと辿り着いた印象ですね。
もちろん好きな人たちはJAXAが発する情報に目を光らせあと何Kmという数字がどんどん減っていく様を見続けてきたわけですが、それでもやはりあっさりしたものだなぁという感想は持ってしまいます。
マスコミは何かと言うと「失敗」を報じ失った金額は……と騒ぎ立てますが糸川博士が言ったように「失敗ではなく成果だ」との言葉通り、その”あっさり”というのも先代はやぶさがありとあらゆるトラブルを抱えたからこそはやぶさ2がそれを回避することができたのでしょうし、他のさまざまなことからの積み重ねが今回のリュウグウ到達につながったことは明白です。
「人類の起源が何か知る手がかりになるかもしれない」……「そんなことを知ったからってどうするんだ?」
逆に問いたい。
知りたくないの?
なんで知りたくないの?
それがわからない。
「何の役にたつのか?」
それがわかるならすでに探査する必要は無い。
何かの役にたつかもしれないし立たないかもしれない。
でもその役に立たないデータさえも何かの役に立つっていうのが科学っていうものでしょう。
科学分野にとって悪夢でしかなかったあの数年間。
もう金輪際……今後どんなに素晴らしい公約を言ったとしてもあの政党の流れを汲んだところには票を入れない。
愚かにもそれを見抜けず票を投じた自分が未だに許せない。
事業仕分けという名のもとで断行されたスーパー堤防廃止が影響あったのか無かったのかはわからないけれど西日本の水害報道を見ながらその考えがますます強くなっていくのを感じながらこの話題もどんどんずれていきました。
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