小学生の頃慣れ親しんだ三菱鉛筆のHi-uni鉛筆。
深緑色一色の三菱鉛筆9800よりお高いHi-uniは1ダースで買うと筆箱のようなプラスティックケースに入っていて、それがまた嬉しかったな。
でも、このHi-uniはさらにその上をいく1本3960円。
というのは鉛筆に見えてこれはデジタルペンなのです。
液晶ペンタブレットWacom One用ペン「Hi-uni DIGITAL for Wacom」というこの機種は見た通り三菱鉛筆とのコラボ商品なのですが、ただデザインを取り入れただけではなく、三菱鉛筆のHi-uniと同じラインで製造されており、芯を入れる段階で取り出されデジタルペンとしての機能を与えられているそうです。
だから鉛筆削りで削れるし(削る必要は無いけれど)鼻を近づけると木の懐かしい匂いがします。
ボタンはありませんが、ぼくはもともと不用意にボタンが押されてしまうのを避けるために機能をカットして使うので問題無し。
ヴァイオレット嬢を鉛筆タッチで描いてみる。
その描き心地は完全に鉛筆。
シャカシャカ走らせているとデジタルと出会う前、紙に鉛筆で絵を描いていた感触を指が思い出します。
ただ、それだけにこれ1枚で芯を1本すり減らしてしまいましたが……(替え芯5本入りで1100円 高い!)
今ならCLIP STADIO PAINT用でHi-uni鉛筆と同じ22段階硬度を再現したプラグインが貰えたのでこれは鉛筆絵が捗ります。
もう、HBとかその記号を見るだけで懐かしいー
三菱鉛筆ってスリーダイヤのマークを使ってるけど、三菱グループとは何の関係無いし、それどころか歴史的に三菱鉛筆の方が先にスリーダイヤを使っていた…….というのは結構驚きの豆知識。