幕張でポタリング日記

自転車趣味や好きなアニメやら思いついたことをチラホラかきちらしています

人生初の(お店で)もんじゃ ~月島・もん吉に行ってきた~

2024-04-30 04:38:03 | 日記

GWというのに深夜業務明けの朝。

東京・中央区の月島に初訪問です。

 

もうこのお店も隣の店もそのまた隣ももんじゃ焼きやさんが連なっています。

 

どれだけもんじゃ好きなん?

ただ、Wikipediaによると歴史ある店は数店であり、1988年に営団地下鉄(現東京メトロ)有楽町線が開通して客が銀座に流出する中売り上げを伸ばしていたもんじゃ焼きやに転業する店が多かったとあるのですが、いやそれにしてもよ。

 

とはいっても月島全体に拡がっているわけではなく、「もんじゃストリート」と呼ばれるこの通り沿いに集約されているみたいですね。

 

目的のもんじゃ焼きやさん「もん吉」前にはまだ開店待ち客がいないことを確認。

開店が11時で現在9時50分。

家族が合流するまで40分ほどの間まだどこの店も開いておらず静かな町を散策です。

人気店の「もへじ本店」前にはすでに10人ほどの列ができていますが、娘が言うには「もへじは渋谷にもあるしー」とのこと。

 

東京に現存する最古の交番だそうです。

ただ、現在は交番としての役目は終えていて地域安全センターとなっています。

 

くじらの自販機。

それぞれ商品の価格が自販機で扱う額じゃない。

お隣の豊洲駅構内の壁画にも鯨が描かれているし昔のこのあたりは捕鯨もしていたようですね。

 

すぐそばに流れるのは隅田川。

すぐそこには勝鬨橋。

渡れば築地で銀座までも歩けない距離ではありません。

川辺には当然鉄柵があり、風に飛ばされたイケメンおじさんのメモを追って川に落ちそうになる感じでは無いな。

 

東京都東部には水門がいっぱい。

わりとあちこちにあり、張り巡らされた水路が今も多く残っています。

水門ってワクワクしますよね。

 

「月島初訪問」のつもりだったのですがなんとなく思い出してきました。

たしかこのへんじゃなかったか?

タワマンなんてものはまだ無く、水辺もさほど整備もされておらず倉庫が多かった印象だけれどその頃の人気TV番組「天才・たけしの元気がテレビ‼︎」で企画された半魚人が運営する(設定で)アイスクリーム店が期間限定でオープンして、そこに来た記憶がある。

当時お付き合いしていた女の子をKawasaki KR250の小っこい後ろシートに乗せてやって来た甘酸っぱい記憶が蘇ってきましたよ。

そのアイスクリームは「半魚人」モチーフゆえに魚介類フレーバーで「甘酸っぱい」とは程遠いビミョーな風味とただただベタ甘だった覚えもあるですが……

 

10時半になり家族も合流。

「もん吉」に向かうとすでに1組3人の方が開店待ちをしていました。

 

凛ちゃん、来たよ。

このお店は現在放送中のTVアニメ「HIGHSPEED Étoile」の主人公、輪堂凛ちゃんの実家なのです。

しかも外観や立地を借りただけでなく店名もそのまま変えることなくアニメ内に登場します。

劇中のようにおばあちゃんひとりで切り盛りするようなお店では無く、実際にはかなりに繁盛店なためにGWだからか休日はいつもこんな感じなのか、開店20分前までに並んだ人は入れたけれどそれ以降は待ちとなっていました。

ハイスピだけでなく、ドラマ「VIVANT」やアニメ「下町エルフ」に「デジモン」などの舞台として、そういった事に協力的なお店のようです。

 

アニメで描かれているようにお店の前はこんなには広々とはしておらず車も入ってこれない細い道の正面は「もん吉本店」

このハイスピに登場するお店は「もん吉新店」の方です。

ただ、昔から立っていて歴史あるのは「新店」の方だそうでややこしい。

 

外に掲げられた印象的な丸い店名看板は採光窓だったのですね。

おしゃれ。

 

ぶら下げっている謎の照明器具は太鼓でした。

店内もまったく同じで、かなりリアルに描かれています。

アニメに登場するお店とかは作劇や作画の都合でそのままでは無く改変されることも多いけれど、ここは実名登場だけあってほんとそのままです。

壁に貼られたお品書きの手書き文字も本物を写真に撮りそのデータをCG上のテクスチャとして貼りこんでいるのかも知れない。

ただ、もんじゃってこんなスーツのおじさんが仕事中の昼食?に食べるような物なんだろうか?

 

この階段を上がれば凛ちゃんのお部屋。

怪我でバレエダンサーへの道を諦め引きこもり暇つぶしにプレイしていたオンラインのレースゲームで才能を見出され(ゲームでの勝利を祝うコメント欄にマシンの搭載AI「AMI」ちゃんのネームがあることから映画「グランツーリスモのようにゲームに擬装したオーディションだったのかもしれない))次世代動力によるモータースポーツカテゴリーに参戦するお話です。

 

まだグッズ類が発売前なのでアクスタを自作して連れてきました。

アクスタと言いながらプラ板製ですが……

光沢シールシートに公式サイトにあったキャラ画像をプリント(もちろん個人で楽しむ範囲)してプラ板に張り付け、その上にプリント面保護のためにクリアシールシートを被せています。

同行の家族はあきれ側。

 

まず注文したのはカマンベールチーズ入りともん吉スペシャル

焼き方もよくわからないの店員さんにお任せです。

 

ちゃんと食べれる頃合いも教えてくれます。

でないと待っても待っても固まらずいつ食べ始めて良いのか分からないですもの。

もんじゃ焼きを外の店で食べるのは初めてなのです。

関西出身なので、「なんや粉を薄ーく伸ばしていつまでもべちゃべちゃしたゲ〇みたいな物をちっさいヘラでちょびちょび食べるビンボーくさいしみったれた食べもん」と見ていたのです。

が…………

 

まずは生エビ、桜エビ、生イカ、切イカ、ホタテ、豚肉、そば、コーンなど多くの具材が入ったもん吉スペシャルから。

ぱくっ

熱ちっっ!

むにゅむにゅむにゅ…………

!!!!!!!!!!!!

美味い!!

めっちゃ美味しいよこれ!

箸が止まらない!…………箸じゃないけれど。

いままでもんじゃバカにしていてごめんなさい。

 

2LAP目のカマンベールチーズとベビースター入り。

融けたチーズが舌に絡みつき熱い!

でもこれも美味しい!

夏日予報なのにアツアツの鉄板を前にして心配だったけれどクーラーもかなり効いている。

 

3LAP目は明太子とお餅入りを追加オーダー。

メニュー中最高額な1700円。

…………っていちいち写真撮ってるけどどれも見た目変わらないなw

 

ドリンクも含め家族3人で6000円オーバーと「もんじゃとは?」と思える額ではあるけれど大満足な(お店での)初もんじゃでした。

これだけ鉄ヘラ(はがしって言うらしい)でガシガシ鉄板を擦りもんじゃを剥がし食べるので結構鉄分補給にもなったかもしれない。

知らんけど…………

 

「HIGHSPEED Étoile」、盛り上げに欠けるとか面白くないとか低評価もありますがぼくはかなり好き。

なんだか以前毎年末に4時間とか通しで放送していたその年のF1総集編を見ているみたいに淡々としていて…………ってこれって誉め言葉?

次回予告に見る次戦はモナコ市街地コース。

「ここはモナコ・モンテカルロ!絶対抜けない!」(フジTV三宅正治アナ)

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