AEONのお菓子コーナーでワゴンに載せられ1個50円という破格な値段がついていた食玩「スーパーミニプラ ウォーカーギャリア」を買いました。
4種類あるのですが売っていたのはA~Cの3個。
でもDは無くともさほど支障は無し。
いくら在庫処分だからって1個50円とは。
だってこれ、定価では1個850円ですよ。
きっと半額にしてそれでも売れなく150円にしてもやっぱり売れなく行き着いたのが50円ということなのかもしれません。
まぁ仕方がないよね。
こんなブッサイクなメカ。
「戦闘メカ ザブングル」の後半に登場する主人公メカ。
これ以降サンライズのロボットアニメは後半に主役メカが新型に交代するお約束ができた記念すべきメカ。
とはいってもやっぱりとんでもないブサイク具合。
でも……そんなブサイクさが愛おしいの……
3箱とも開けてみればもうほぼプラモデル。
これは組み立てに時間がかかりそうだ。
まぁ食玩と割り切って塗装もしないし合せ目消しもしない。
塗装をしないのでヤスリがけもせずにゲート後をちょっと削るくらいでサクサク組んでみよう。
まずはA箱。
おぉう!
食玩なのにファンブレードの1枚1枚がちゃんと造形されてるよ。
フェアリングで隠しちゃうのがもったいな。
ギャリィ・ホバー完成。
グリーンが綺麗。
前メカのザブングルは青でこのギャリアが緑なのは当時の東海道・山陽新幹線が青かったのに対して東北・上越新幹線が緑色にだったからだそうですよ。
そんな時代のメカです。
うん、ブサイク。
これ、ホバー走行してもお尻が上がってしまいつんのめっちゃうよね。
そのままB箱の組み立て。
不思議なカタチの部品。
足底の接続はこの部品ひとつ。
いままでいくつものロボットプラモを作ってきましたがこれは初めて見た気がします。
全自重を両足2個のこのパーツで受け止めるには心もとない感じですが、その自由度から幅広い足首の可動が可能となっていました。
これにはちょっとした感動を覚えましたね。
そしてギャリィ・ウィルも完成。
うんブサイク(ブサイク何度目だ?)
ってか乗り物のデザインとして完成されていないよね、これ。
このザブングルの頃はガンダムが空前の大ヒットとなりメカデザイナーの大河原邦男さんはたちまち売れっ子メカデザイナーに。
エルガイムの永野護さんが頭角を表すまでサンライズが制作するロボットのほとんどを大河原さんが作っていたので、あまりにスケジュールが過密のためにデザインの追い込みが足りなかったりしたのでしょうか。
ただの想像ですが。
3輪って悪路走行には不向きだよね。
C箱はウォーカーマシンのクラブタイプとギャリアのバズーカがセット。
D箱にはレッグタイプとライフルがセットされているんだけれど無かったのだからしょうがない。
ってかなんでD箱だけ売れたんだ?
レッグタイプが1/35スケールだからか?
わからん。
ホバーとウィルを並べた。
ブッサイクー!
そして合体。
軽くタミヤウェザリングマスターで汚してみればあらカッコイイ。
でもやっぱりブサイク。
もう何度目なのか分からないブサイクですがこのウォーカー・ギャリアに対してはそれも褒め言葉。
でも、やっぱり子どもたちには売れないよね、これ。
可動範囲も広くバズーカもかっこよく構えることができる。
まぁ食玩といっても同スケールである1/144でプラモを出せば1500円くらいだろうしそれに比べ1個850円で4個セットと考えればむっちゃ高いんだけれどもね。
この主役であるはずのギャリアのプラモが発売予定から消えてしまったのは当時のファンにとってはかなりの傷になって今も残っているそうですよ。
ちょっとイケメン体型にアレンジされている?
でもギャリアってもっとでっぷりしていたほうが良くない?
人気が高い大張版ドラグナーもキライなんだよね、あれ。
大河原さんの丸っこいデザインをスマートにしてメリハリを利かしたいわゆるバリグナー。
スーパーロボットなら良いんだけれど量産を前提とした先行試作兵器としてあのバリグナーはほんと受け付けないんですよ。
最近のガンダムがやたら見栄をきって射撃ポーズを取るにもイヤだな。
このギャリアなんかは特にブッサイクなのが魅力なんだからヘンにスマートにしないで欲しかったな。
まぁ3個150円+税で手に入れたのですから十分楽しめましたが。
全製作時間は「サクラクエスト」最新話25分とEMUSIC~つなぐメロディー~121分だから3時間弱でした。
D箱がライフルではなくブーメランイディオムならAmazonで注文していたとこだな。
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