
プレスナット(カレーナット)を使用した製品加工例です。
おはようございます。丸井工業(株)専務の井手野です。
取り付け板などに部品や製品を固定する作業で直接部品を取り付け板にネジ止めできる場合(部品自体にネジ加工がされている物)などは良いですが。部品には穴があいていてネジを入れて取り付け板の裏からナットで固定する場合の作業は大変です。
そこで取り付け板にプレスナット(ナットを圧入する)しておけばナットを裏から押さえる必要もなく部品の取り付け作業はスムーズに進みます。

▲ 写真はアルミ製の部品取り付け板です。電源や制御装置やプリント基板などを固定します。

▲ 部品取り付け板の表面側です。穴の裏側にプレスナットが固定されています。

▲ 部品取り付け板の裏側です。六角形のプレスナット(円形状の物も有る)が固定されています。

▲ 止め穴しか空いていない部品などをネジ止めする作業がスムーズになります。
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昨日、講師の先生をお招きしてスポット溶接(抵抗溶接)の研修を行いました。
おはようございます。丸井工業(株)専務の井手野です。
従業員の知識や技術力をUP(キャリアUP)する為に個々の従業員に対して年に数回の研修を実施しています。これは教育訓練計画として1年単位で個々の技量などを評価して計画されています。
今回はスポット溶接の研修に同席してみました。基礎的な理論から始まり実例や実験結果など普段の実務ではわからない部分をじっくりと勉強しました。その後実際の製品について品質を向上させる為の意見交換などを含め有意義な研修だったと思います。

▲ 教育訓練計画で計画された製造部の溶接工程作業者が出席。

▲ 数々の実例や実験結果などを基に基礎的な部分を勉強します。

▲ 日常における作業において問題点や疑問点など全員で話し合います。
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真鍮(しんちゅう)材料を使ったケースの製品例です。
おはようございます。丸井工業(株)専務の井手野です。
真鍮(しんちゅう)材料の色は金色をしています。柔らかいので傷がつきやすい為、傷保護用のビニールシートを材料表面側に張り付けた状態で加工をします。
丸井工業で扱う真鍮製品の表面処理は概ねニッケル系のメッキが多いです。(たまにスズメッキも扱います)メッキの際にシミや傷などを付けない様十分な管理が出来るメッキ業者に処理は依頼しています。

▲ 真鍮(しんちゅう)材料の表面には薄い青色のビニールを貼って加工をします。

▲ 製品表側です。保護ビニールを全部取ってしまうとこの様に材料の色は金色です。

▲ 製品裏側です。裏側には保護ビニールを貼りませんが傷も殆ど無く綺麗な仕上がりです。

▲ ニッケルメッキが付いた状態の製品例です。表面はピカピカの仕上がりです。

▲ ケースの一部が欠けた様に見える部分はスポット溶接で部品を取り付けています。
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板金の曲げ方の1つヘミング曲げ(あざ折)について紹介します。
おはようございます。丸井工業(株)専務の井手野です。
精密板金加工の製造工程の中に曲げると言う作業があります。一般的に何かを曲げると言った場合連想される角度は90°(直角)だと思いますが精密板金加工の場合、鋭角・鈍角・R曲げ(曲線)までいろいろな曲げ方が出来ます。
その中でもヘミング曲げは鋭角に曲げさらに押し込んで平らに潰してしまう曲げ方です。この曲げ方を使用するメリットとしては折り曲げた部分の板厚が倍になるので補強として。また板金(材料)の板厚が薄い場合切り口がそのままだと怪我をする場合があるのでヘミング曲げを使い切り口を内側に向けると曲げ部分が曲線になるので安全です。

▲ 板厚0.5mmの材料を使ったカバーの製品例です。カバーの外周をヘミング曲げしてあります。

▲ カバーの内側です。穴の空いた曲げ部分と右側の曲げ部分がヘミング曲げです。

▲ 穴の空いた曲げ部分を横から拡大。折りたたむ様に曲がっているのがわかります。

▲ ボールペン先端部分の曲げはヘミング曲げ後に段曲げ加工もしています。

▲ 板金の切り口が内側になり折曲げた曲線部分がカバーの外になるので安全です。
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ハーフパンチとミクロジョイントを使用したパネルの加工例です。
おはようございます。丸井工業(株)専務の井手野です。
フロントパネル(操作パネル)の組立を板金部品単体から完成まで見てみたいと思います。
この製品の様にスポット溶接部品が多い場合はハーフパンチの位置決めが有効です。同一の形状をした部品を製作する場合はミクロジョイントを使い部品同士を連結した状態で加工すれば効率も上がります。
装置の操作スイッチや表示部を取り付ける化粧パネル(フロントパネル)の板金部品が並んでいます。一番上の大きな部品がパネル本体でそこに板金部品をスポット溶接とアルゴン溶接(TIG溶接)により組み立てていきます。

▲ 用途に合わせてパネル面の形状は異なります。今回はこの製品例を組立ます。

▲ パネル本体部分にはハーフパンチ凹が裏面から表面に向けて付けられています。

▲ 同じ形状の板金部品なのでミクロジョイントを使用して製作しています。上部にハーフパンチ凸。

▲ 全ての部品がスポット溶接・アルゴン溶接により組立られた状態です。パネル裏面。

▲ スポット溶接の跡やアルゴン溶接の跡などをサンダーにより慣らした状態です。パネル表面。

▲ パネルの表面には黒のメタリック塗装を施して完成です。
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