悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2019年度羽化報告・その1

2020年08月11日 13時58分00秒 | 2020年度・オオクワガタ
いや非常に暑い☀️ コロナ下の生活が続く中
今年も盆休みに入りました。
昨年は家族が大阪に来て、ユニバーサルスタ
ジオと吉本新喜劇に食べ歩きといった夏休み
でしたが、今年は市川への帰省さえも感染リ
スクを鑑みて中止に。流石になんもないのも
なぁと考え、横浜中華街で個室コース料理で
も堪能しようと思います。子供らには贅沢かも
しれませんが、美味しい食事もまた旅行同様
思い出に残るもの。
仕事の方はといいますとシンボリックな新築
物件へのワークに建材ルート他、新規開拓先
を中心とした営業活動。この先同じやり方で
は通用しないことはどこも共通認識。
ピンチをチャンスに!

さて今回は2019年度羽化報告第一弾
ビークワ記事に掲載していますが、昨年の
猛省もあって、今期は完品羽化率の改善を
考慮した飼育スタイル。一発の魅力もあり
ますが、あまりに羽化不全多発もどうかと。
今回飼育管理方法によって改善を図るべく、
菌糸内部の乾燥状態とpH値を確認しました。

ただ惜しむべくは最後羽化ステージの1ヶ月
を引越しのため、またも大事な時期にブリー
ドルームを放置せざるを得ないことでした。
結果、35g以上の幼虫15頭含む20頭程度が
幼虫の状態は正直調整が出来ただけに残念。
しかし羽パカが殆ど見当たらず完品羽化率が
改善したことについては納得しています。

□2019前半のライン羽化報告
1番は自ブリ88ミリを使ったライン。
しかしこちらは羽化後管理ミスで暫くの間マ
ットが乾燥状態で♂親が衰弱した影響ですね。

2.3.4も自ブリ♂ライン
こちらは幼虫が多く成長が遅い印象。
そのため3番37.8g・41.1gの幼虫の他を大阪
にて急遽WISH-A.1400へ4本目として投入。
冷蔵庫で2日→市川ブリードルームへ発送し
常温にて数日管理後、24度の管理下へ。
期間5日間、温度差25度で蛹化を促進。

↑これまでの経験から所謂セミ化した幼虫
はその後上手く羽化していません。
しかし今回の20頭のウチ7割は色艶も良く
老けた印象がなく今後を密かに注目です。


5から8番は長さをイメージしたライン。
この種親♂は狙い通り顎スラで、細長く、
余裕を感じる羽化個体が多く♂親の影響が
色濃く出て4ライン中3ラインで87アップが
羽化してしています。
そんな中で数少ない♀親寄りの羽化個体が
5番ラインから出ています。


この♀はビークワ三大大型血統共同飼育室
で羽化した♂親87.5ミリとの同腹。
やはりまだまだ余裕を感じる個体なので87.7
ミリは2021年度の種親候補に決定。



6番ラインからは♂親寄りの艶消しで大顎
が特徴的な個体が羽化しています。
こちらは還元率が良いこと。そしてなんとも
大顎の迫力と存在感が際立っておりブリーダー
へのアピールも強く種親に。

そして8番=KLBライン。こちらは自ブリ♂
にかっちゃんさんからのKA-17-13番を掛け
合わせたライン。かっちゃんさん17-13は
優秀であちこちで大型が羽化していますね。
ウチも84ミリが4頭と薄さ15ミリを切る大顎
の長い85.6ミリが羽化。

まだ固まっていませんが、KLBラインから最大
も羽化しています。KLB全体ではskipさんから
迫力ある87.5ミリの羽化報告が届いています。
ようやくKLBも生粋の久留米ブリーダーによる
優勝争いが出来る様に。
また今年はあらゆるところで久留米の大型羽化
報告が続いているようです。2021年度の種虫の
補強も既に本番の様相。久留米89同腹は速完売
でしたね。
ウチも2年振りに85ミリ以上のラインを販売し
ます。興味ある方はご覧下さい。※送料無料
http://ookuwablood.com/ookuwa-blood-shop/

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ビークワ76号・2020年KLBエン... | トップ | 2019年度羽化報告・その2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2020年度・オオクワガタ」カテゴリの最新記事