2015年12月30日 白川ダム(再)
白川ダムは、奈良県天理市の大和川水系高瀬川の支流楢川にある奈良県県土マネジメント部が管理する多目的アースフィルダムです。
従来あった灌漑用の白川溜池を再開発し、堤体を4.5メートルかさ上げして堤高20メートルへ、堤頂長を261メートルから516メートルに改築し白川溜池の農業用水貯水容量と取水機能を損なうことなく新たに洪水調節のための治水容量を確保し、1996年(平成8年)に白川ダムとして生まれ変わりました。
白川ダムは名阪国道のすぐ北にあり、天理東インターから市道を北に向かうとダムサイトに到着します。
ダム湖は県下有数の釣りのスポットで年末の早朝にもかかわらず釣り目的の車が多数止まっています。
516メートルのアース堤体が長く伸びています。
上流面下部がコンクリートで補強されています。
ダム右岸に管理事務所や取水棟があります。
奈良らしく取水棟は浮御堂風
ダム湖対岸は天理大学。
取水棟への管理橋の欄干も奈良を意識して神社風。
右岸の洪水吐。
洪水吐導流部。
ダムカードとおまけのマウスパッド?下敷?
(追記)
白川ダムには洪水調節容量が配分されていますが、治水協定により台風等の襲来に備え事前放流を行うための予備放流容量が配分されました。
1551 白川溜池(元)
左岸 奈良県天理市岩屋町
右岸 同市和爾町
大和川水系高瀬川
A
E
25.5メートル
261.8メートル
862千㎥/861千㎥
1933年
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1572 白川ダム(再)(0160)
左岸 奈良県天理市岩屋町
右岸 同市和爾町
大和川水系高瀬川
FA
E
30メートル
516メートル
1560千㎥/1360千㎥
奈良県県土マネジメント部
1933年白川溜池竣工
1996年白川ダム(再)竣工
◎治水協定が締結されたダム
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