ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

奥只見発電所見学会

2016-08-09 10:21:09 | ダム見学会
2016年8月6日 奥只見発電所見学会
 
魚沼スタンプラリーの一環で奥只見ダムの電力館を訪問したら発電所の見学会があるということで参加してきました。
事前に見学会があることなど露知らず、『重力式コンクリートダムの堤高日本一のダムを下流から見上げてみたいなあ』と思っていた矢先の僥倖です。
 
奥只見ダム左岸高台にある電力館。
 
奥只見ダムを俯瞰できます。
 
堤体高欄に埋め込まれた鹿島建設の銘板。
 
それでは見学会スタート。
まずはダムの概要説明から。
 
立入禁止エリアへ。
 
堤高157メートルを見下ろします。
川を挟んで左が新潟県、右が福島県
発電所は右手の山中地下にあります。
 
エレベーター棟の窓から。
 
エレベーターへ。
天端が1階、下に向かうにつれ数字が増えてゆく変わったエレベーター。
 
ダム最下層11階へ。
 
監査廊へ
30度の外界に比べて寒い!!
 
気温は10度。
 
さらにエレベーターで下に下り発電所へ。
これは発電所への物資を下すための立坑。
 
いよいよ一般水力発電日本最大出力を誇る奥只見発電所です。
 
発電所のクレーン。
 
建設当初からの1号機から3号機はそれぞれ13万7000キロワットの出力。
 
 
2003年(平成15年)に増設された4号基。
出力20万キロワット。
この増設により田子倉発電所を抜き、一般水力発電日本一となりました。
 
水力発電機の模型。
 
水車と発電機のシャフト。
この下に水車が、上に発電機があります。
 
3号機と4号基の間にある斜坑。
この斜坑の先で映画ホワイトアウトで織田裕二演じる富樫が放流管で流されるシーンを撮影したそうです。
 
このバイクは大鳥ダムとの往来に使うそうです。
 
エレベーターで上に上がり搬入路へ。
 
発電所は大成建設施工。
 
搬入路を出ると・・・
重力式コンクリートダム堤高日本一の奥只見ダムを直下から見上げます。
ちなみにこちらは福島県。
 
ゲートをズームアップ。
 
ジャンプ台式減勢工。
 
これにて約1時間ちょっとの奥只見発電所見学会は終了です。
予想していなかった見学会だけに参加できて本当にラッキー。
一般水力発電日本最大出力の奥只見ダムと、Gダム堤高日本一の奥只見ダムを十二分に見学できて満足このうえなし。


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