2018年10月9日 川手川第2ダム
川手川第2ダムは鳥取県西伯郡大山町豊房の阿弥陀川水系川手川にある灌漑目的の重力式コンクリートダムです。
ダム便覧には1993年(平成5年)に院内土地改良区の事業で竣工と記されており、土地改良区の事業ということで農水省の補助を受けた団体営事業により建設されたものと思われます。
ダムの直上を大名農免道路が跨いでいますが、ダムへの降り口はわからず終いでした。
帰宅後右岸にダムへの下り口があることがわかりましたが後の祭り。
大名農免道路から
ダムは全面越流式で、直下には副ダムがあります。
アングルを変えて
台風の影響で水位が上昇し越流が見られます。
ドローンでも飛ばさない限り直上からこのような越流が見れるダムはちょっとないんじゃないでしょうか?
総貯水容量は14万7000立米。
火山堆積物で形成された地質のため、谷は深く川をせき止めて水源を確保するにはコンクリート製の堰堤しか手はなかったのかもしれません。
帰宅後、ダムへの下り口を確認しました。機会があれば再訪したいところですが遠方ゆえなかなか難しいものがあります。
3668 川手川第2ダム(1392)
ため池コード
鳥取県西伯郡大山町豊房
阿弥陀川水系川手川
A
G
17メートル
46メートル
147千㎥/147千㎥
庄内土地改良区
1993年
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