ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

黒瀬ダム

2017-04-13 14:42:16 | 広島県
2017年4月8日 黒瀬ダム
 
黒瀬ダムは広島県東広島市黒瀬町にある灌漑用ロックフィルダムで、広島県のかんがい排水事業で1988年(平成元年)に建設され当初は黒瀬町が管理を行っていましたが市町村合併に伴い現在は東広島市が管理を行っています。
 
国道375号線の駐在所前交差点に『黒瀬ダム』を示す標識がありこれに従って市道を北上、山陽新幹線の高架をくぐり東広島呉道路を抜けると黒瀬ダムに到着します。
堤体直下からリップラップ。
 
右岸の竣工記念碑。
 
右岸の洪水吐。
 
 
 
舗装路がダム湖を周回しており天端も車両通行可能。
 
霧のため景色が閉ざされていますが、ダムの周りはこの地方特有の花崗岩質の松山が広がっています。
湖岸には公園が設置され、インレットにはバラ園もあり花の季節には市民の憩いの場となっているようです。
 
天端からの眺め
ダム完成時はダム下も公園として整備されたようですが今は空き地状態
左に太陽光パネル、右手の高架橋は東広島呉道路、さらにその先に山陽新幹線が走っており列車が通過するたびに轟音が響きます。
 
上流面。
 
左岸の斜樋。
 
ダム周辺は公園として整備されているようですが、生憎の小雨と霧のため風景は隠されたままでした。
晴れた日に訪問したかった黒瀬ダムです。
 
1994 黒瀬ダム(0915)
広島県東広島市黒瀬町宗近柳町
黒瀬川水系ガガラ川
30メートル
197メートル
東広島市
1988年


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