ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

本沢ダム

2016-07-12 13:38:39 | 山形県
2016年7月10日 本沢ダム
 
本沢(もとさわ)ダムは山形県上山市狸森の最上川水系本沢川にある灌漑目的のアースフィルダムです。
1952年(昭和27年)に本沢溜池として竣工、1991年(平成3年)から2004年(平成16年)にかけて大規模な改修が行われました。
ダム便覧ではこの改修の竣工を竣工年度とし、管理は最上川中流土地改良区が行っています。
ちなみに神奈川県にも本沢ダムがありますがこちらは『もとさわ』、神奈川は『ほんざわ』と読みが異なります。
 
ダムは国道348号沿いにあります。
堤体下流面。
 
天端。
 
ダム湖。
すぐそばを国道348号が走っています。
総貯水容量15万7000立米。
 
右岸の横越流式洪水吐。
 
左岸から
堤体中央に斜樋があります。
 
アングルを変えて。
 
ダム下には下りなかったので底樋は確認しませんでした。
 
(追記)
本沢ダムは洪水調節容量を持たない利水ダムですが、治水協定により台風等の襲来に備え事前放流を行う予備放流容量が配分されました。
 
3366 本沢ダム(0483)
ため池コード
山形県上山市狸森
最上川水系本沢川
17.5メートル
81.2メートル(ため池データベース 91.5メートル)
157千㎥/157千㎥
最上川中流土地改良区
2004年
◎治水協定が締結されたダム


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