ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

久瀬ダム

2016-11-14 12:15:06 | 岐阜県
2016年11月12日 久瀬ダム
 
久瀬ダムは左岸が岐阜県揖斐郡揖斐川町東津汲、右岸が同町西津汲の一級河川木曽川水系揖斐川にある中部電力(株)が管理する発電目的の重力式コンクリートダムです。
日本発送電が分割され中部電力が創立された1951年(昭和26年)に着工され、1953年(昭和28年)に竣工しました。
ここで取水された水は久瀬発電所に送られ最大1万7000キロワットのダム水路式発電を行います。
 
国道303号を北上、久瀬トンネルを抜けると久瀬ダムに到着します。
東津汲交差点から右岸の旧道に入るとダムを正面から見ることができます。
中電レッドの4門のラジアルゲート。
 
午後、太陽の角度が変わってから再訪。
ダムの直下を国道304号久瀬大橋が通っています。
 
久瀬大橋から
ちょっと変わった減勢工。
 
午後再訪した時の写真。
 
ゲートをズームアップ。
 
減勢工をズームアップ。
 
右岸の取水口。
 
右岸から上流面
逆光で・・・。
 
左岸は排砂ゲートでしょうか?
よく見ると角落で水止めされています。
 
堤体は立ち入り禁止。

(追記)
久瀬ダムは洪水調節容量を持たない利水ダムですが、治水協定により台風等の襲来に備え事前放流を行う予備放流容量が配分されました。
 

1075 久瀬ダム(0707)
左岸 岐阜県揖斐郡揖斐川町東津汲
右岸         同町西津汲
木曽川水系揖斐川
34メートル
103.3メートル
4631千㎥/1002千㎥
中部電力(株)
1953年
◎治水協定が締結されたダム


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