2016年4月2日 保野川ダム
保野川ダムは宮城県加美郡色麻町の保野川に建設された灌漑用ロックフィルダムで、防衛施設庁の補助を受けた県の『王城寺原演習場周辺障害防止対策事業』によって1999年(平成11年)に建設されました。
色麻町と大和町にまたがる陸自の王城寺演習場では、実弾射撃や重車輌, 戦車等の訓練砲弾射撃演習が行われています。演習による水源地の裸地化に伴い周辺の灌漑用水の取水に大きな影響が出始めました。
そこで安定した灌漑用の水源を確保するために防衛施設庁の補助を受けた県の事業で建設されたのが保野川ダムで、完成後は色麻町が管理を受託しています。
色麻町中心部から県道156号を西進、保野川橋を渡り保野川に沿って町道を南西に進むと保野川ダムのロックフィルが見えてきます。
右岸の洪水吐。
堤体下流面
ロックフィルは表面が綺麗に整えられまるで城の石垣の様です。
天端は車両通行禁止。
上流面もロックフィル。
右岸の斜樋と管理事務所。
洪水吐。
3007 保野川ダム(0292)
宮城県加美郡色麻町小栗山
鳴瀬川水系保野川
A
R
41.4メートル
223メートル
360千㎥/262千㎥
色麻町
1999年
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