ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

赤瀬ダム

2016-11-10 13:18:45 | 石川県
2016年11月5日 赤瀬ダム
 
赤瀬ダムは石川県小松市赤瀬町の梯川にある石川県営の治水目的の重力式コンクリートダムです。
石川県第二の都市小松市街を貫流する梯川の洪水調節および流域の既得取水権の補給を目的として1978年(昭和53年)に竣工しました。
 
国道8号小松バイパス東山インターから国道418号~県道161号で大杉谷川と名を変えた梯川上流に沿って南下すると赤瀬ダムが見えてきます。
陽射しが入る前だったので逆光の洗礼を受けずに済みました。
クレストにラジアルゲートが2門
堤体基部に流水型防災ダムのようなゲートがあり河川維持放流が行われています。
 
右岸から
堤頂長180メートルに対し堤高38メートルの横長ダムです。
 
上流面。
 
ダム諸元によれば非洪水期の不特定利水貯水容量は60万立米。
一見カラカラに見えますが60万立米溜まってるってことですかね?
 
洪水吐導流部。
 
減勢工
下流には水田が続きます。
 
天端。
右岸に管理事務所があります。
 
左岸から。

(追記)
赤瀬ダムは台風等の襲来に備え事前放流を行う治水協定を締結しました。
 
0917 赤瀬ダム(0694)
石川県小松市赤瀬町
梯川水系梯川
FN
38メートル
180メートル
6000千㎥/5200千㎥
石川県土木部
1978年
◎治水協定が締結されたダム


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