ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

永井谷ダム

2017-03-29 13:32:30 | 兵庫県
2017年3月25日 永井谷ダム
 
1980年(昭和55年)より事業着手された西神南ニュータウン(西神住宅第2団地)開発事業により神戸市西区一帯の丘陵地帯415ヘクタールが造成され、計画人口3万5000人の新たな住宅都市開発が進められました。
この造成事業による雨水流出量増加及び、かんがい用水源の補てんとして5基のアースダムが建設されました。
永井谷ダムは兵庫県神戸市西区井吹台西町2丁目の西神南ニュータウンにあるアースダムで、1983年(昭和58年)に竣工しました。
丘陵の大規模造成による防災調整池及び、ニュータウン南部の農耕地へのかんがい用水の補給を目的としており、管理は神戸市が行っています。
 
大戸口ダムとは神戸市営地下鉄西神山手線と井吹台中学校を挟んで対峙する形となっています。 
 
大戸口ダム同様天端は永井谷前開線の片側2車線の車道で、天端右岸は『永井谷ダム前』という交差点です。
 
左岸の洪水吐。
 
アングルを変えて。
車道の天端をトンネルでくぐって導流部へと続きます。
 
上流面。
彼方の大規模マンションがいかにもニュータウンの中のダムと思わせます。
 
 
洪水吐に隣接する穴 なんでしょうか?
 
左岸の斜樋。
 
3244 永井谷ダム(0880)
兵庫県神戸市西区井吹台西町2丁目
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
明石川水系伊川
FA
25.3メートル
160メートル
千㎥/千㎥
神戸市
1983年



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