2016年9月19日 寺家ダム
寺家ダムは(じけ)ダムは石川県珠洲市三崎町寺家の清治川水系清治川にある灌漑目的のロックフィルダムです。
能登半島東端に位置する珠洲第二地区は、その大半が標高10~280メートルの山間丘陵地となっており、水利が乏しいうえに複雑な地形が災いし小規模な営農を余儀なくされていました。
こうした状況を改善するために、農林水産省による国営開拓建設事業珠洲第二地区が着手されその灌漑用水源として1991年(平成3年)に竣工したのが寺家ダムです。
完成後は珠洲市が管理を受託し、新規開発畑地へのかんがい用水及び防除用水の供給を目的として運用されています。
能登半島最北端、最東端のダムとなっており条件がよければ天端から海を見ることができます。
県道279号線で大屋集落へ向かいそのまま市道を北に進み、右に折れるダートの道を進めば寺家ダムに到着します。
下流から
天端は車両通行可能。
左岸の取水設備。
堤体の下には機場と利水放流設備があります。
辛うじて海が見えました。わかるかな?
ダム湖。
左岸の洪水吐。
洪水吐と上流面。
0924 寺家ダム(0570)
石川県珠洲市三崎町寺家
清治川水系清治川
A
R
35.4メートル
221メートル
620千㎥/570千㎥
珠洲市
1991年
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