ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

平尾2号溜池

2016-03-25 10:00:00 | 岐阜県
2016年3月20日 平尾2号溜池
 
平尾溜池は岐阜県不破郡垂井町にある灌漑用アースダムで、1916年(大正5年)に大垣市青野地区と垂井町平尾地区が共同で建設しました。
平尾溜池は下流の2号溜池と上流の1号溜池で形成され二つのため池はサイフォン方式で結ばれており、下流の2号溜池の水位が下がると1号溜池の水が流入して補充されるシステムです。
したがって二つのため池は常に同じ水位を維持しています。
 
美濃国分寺跡の西側で県道216号から町道を北に折れ東海道線のガードをくぐると平尾2号溜池に到着します。
天端は車道になっておりこの先を進むと1号溜池へと向かいます。
またこの道は東海自然歩道のハイキングコースになっています。
 
上流面はコンクリートで補強されています。
 
取水設備。
 
左岸の洪水吐。
 
 
下流面はきれいに刈り払われています。
洪水吐からは薄く越流していました。
 
平尾溜池の由来。
 
 
1051 平尾2号溜池(0262)
ため池データベース 213610002
岐阜県不破郡垂井町平尾
木曽川水系杭瀬川
25メートル
107.9メートル
359千㎥/359千㎥
不破郡北部土地改良区
1916年


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