2017年4月13日 矢谷池
岡山県苫田郡鏡野町の苫田ダムの東には堤高15メートル以上の灌漑用アースダムが東西に3基並びますが、一番西にあるのが矢谷池でダム便覧、農水省のリストともに1940年代の竣工となっています。
国道179号から苫田ダム管理事務所の標識に従って苫田ダムへの道に入り、苫田鞍部ダム下にある塚谷公園手前を右折、国道をくぐると道はダートになります。植林の中を10分ほど歩くと矢谷池に到着します。
矢谷池への道端に打ち捨てられたダイハツクオーレ。1970年代後半のモデルなので40年近く前の車です。
下流面はきれいに刈り払われています。
天端。
樹間から上流面。
貯水容量3万1000立米と見た目よりも大きな貯水量。
右岸から洪水吐越しに上流面。
洪水吐。
洪水吐導流部。
集落から少し入っただけのところにありますが、ずいぶん深山の趣がある矢谷池です。
3491 矢谷池(0956)
ため池コード
岡山県苫田郡鏡野町塚谷
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
吉井川水系神城川
A
E
20.6メートル
47.5メートル
千㎥/千㎥
管理者未確認
1940年代
で・・・今日の心に残った二枚は
きれいに刈り払われた下流面と打ち捨てられたダイハツクオーレ
その対比に何とも不思議な感じです。
真新しいものだと「こんなところに捨てやがって!」となるのが、時間がたつと見方も変わり中には車の中から木が育っているケースも
登山などしていると樹齢50年くらいの木が車から伸びているものもあり、こうなるともう文化財。
人気の写真スポットになったりするんですからもう不思議。