ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

尾崎ダム

2017-10-03 17:20:10 | 福岡県
2017年9月20日 尾崎ダム
 
尾崎ダムは福岡県直方市山部の遠賀川水系遠賀川左岸にある直方市上下水道・環境部が管理する上水道用水目的の重力式コンクリートダムです。
ダム便覧では直方市の事業で1978年(昭和53年)竣工となっています。
遠賀川から揚水した水を当ダムにいったん貯留したのちダム下にある尾崎浄水場を経て市内に上水道用水を供給しています。
 
直方市中心部から国道200号線を南下し岩崎交差点を右折、平成筑豊鉄道の踏切を渡り変電所脇を進むとすぐに尾崎ダムが現れます。 
 
堤体中央に余水吐の穴が一個あいた非常にシンプルな構造。でもちゃんと導流壁がついています。
導流壁左手に太いパイプ、導流壁に沿って細いパイプがありますが、ともに遠賀川からの揚水用パイプです。
 
下流面。
 
ダム直下の尾崎浄水場。
 
右岸の『カド』。
 
上流面
細いほうのパイプから揚水した水が注入されています。
 
近くには尾崎溜池があり、ナビによってはそちらを案内される可能性があるので要注意です。
 
2431 尾崎ダム(1125)
福岡県直方市山部
遠賀川水系遠賀川
27.2メートル
178メートル
386千㎥/363千㎥
直方市上下水道・環境部
1978年


コメントを投稿