2016年12月25日 山田川ダム
山田川ダムは広島県世羅郡世羅町の芦田川水系山田川にある広島県営の多目的重力式コンクリートダムで山田川総合開発事業の中核として2005年(平成17年)に竣工しました。
山田川の洪水調節、既得取水権への補強及び河川流量の維持、上水道の水源を目的としており、ダム湖の播磨湖の総貯水容量が70万立米ということで広島県初の生活貯水池となっています。
世羅町中心部から県道51号を北上し、山田川ダムの標識に従って県道56号を右折すると山田川ダムに到着します。
ダム右岸に駐車場があり管理事務所でダムカードをもらったあとダムを見学しました。
右岸上流から
クレストは2門の自由越流式洪水吐、中央にオリフィスゲートが見えます。
奥は取水設備です。
右岸から下流面。
堤体は左岸側が少し湾曲しています。
天端は車道で車両通行可能。
洪水吐
オリフィスから放流されています。
左手は利水放流設備の建屋。
ダム湖(播磨湖)は総貯水容量70立米で100万立米未満ということでいわゆる生活貯水池のカテゴリーです。
堤体は左岸側が湾曲しています。
左岸から下流面。
左岸から上流面
対岸に管理事務所があります。
ダム湖上流から。
堤体直下に下りることもできましたが、ちょうどもろ逆光となりいい写真を撮ることができませんでした。
追記
野間川ダムには46万立米の洪水調節容量が設定されていますが、治水協定により豪雨災害が予想される場合には事前放流によりさらに2万1000立米の洪水調節容量が確保されることになりました。
3089 山田川ダム(0769)
広島県世羅郡世羅町別迫
芦田川水系山田川
FNW
G
32.1メートル
204.8メートル
広島県
2005年
◎治水協定が締結されたダム
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