2016年11月5日 永平寺ダム
永平寺ダムは福井県吉田郡永平寺町の永平寺川にある福井県営の多目的重力式コンクリートダムで、2001年(平成13年)に建設されました。
永平寺川及び合流先の九頭竜川の洪水調節、永平寺川の河川流量の維持及び既得取水権への補給、永平寺町および福井市への上水道供給を目的としています。
総貯水容量が100万㎥に満たないいわゆる『生活貯水池』です。
計画時点では永平寺川ダムという名称でしたが竣工時に永平寺ダムに改名されました。またダム湖は永平寺開祖の道元禅師が籠った大佛寺や大佛寺山にちなんで『大佛湖』と命名されています。
国道364号線を南下し永平寺を目指します。永平寺入口のすぐ先に永平寺ダムの標識がありこれに従って左折すると永平寺ダムサイトに到着します。
左岸から
逆光で難しい撮影になりました。
ダム湖上流から
クレストは2門の自由越流式、中央にオリフィスゲートがあります。
右手は取水設備。
天端は歩行者のみ通行可。
右手はオリフィスゲート機械室。
ダム湖(大佛湖)
総貯水容量77万㎥の小さなダム湖です。
利水放流設備から河川維持放流が行われています。
コンジットゲートと操作室。
減勢工。
右岸から上流面
左は管理事務所
ダム左岸に船着きの桟橋があります。
下流から見上げてみます。
こちらも逆光・・・
オリフィスから放流されています。
洪水吐は遮光器土偶の顔のようです。
3122 永平寺ダム(0699)
福井県吉田郡永平寺町志比
九頭竜川水系永平寺川
FNW
G
55メートル
177メートル
770千㎥/630千㎥
福井県土木部
2001年
◎治水協定が締結されたダム
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