国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

自縄自縛?

2017-08-02 | 帰省(2017〜18)
年末年始のボリビア帰省のためのチケット手配ですが、一昨年のニューヨーク行きと同じく「餅は餅屋」ということで、H社の予約センターに電話して探してもらっています。ただし、こちらが日程(出発日&帰国日)や予算以外に様々な(米国やカナダ経由はダメ、なるべくならブラジルも回避など、要はビザ取得が不要となるような)条件を付けたため、容易には見つからないようです。この前訊いたところでは現地発券という方法を模索しており、現在その価格がいくらになるのか調査中(回答待ち)とのことでした。が、それから2週間近くが経っても音沙汰なし。やはり縛りがキツすぎるんでしょうかね。

こうなると最有力候補だったフランクフルト経由のルフトハンザ航空が14万円台に戻った時、即座に購入しなかったことが悔やまれます(現在は20万超)。少し前まで一緒くたにしていたのですが、私が探し始めた3月頃に出回っていた安い便は「正規割引航空券(PEX)」といって航空会社が正式に値段を決めた割引航空券(いわば早割)であり、旅行会社が団体運賃の航空券を個人にバラ売りする「格安航空券」とは全くの別物でした。それが次々と売り切れているため同じルートでも日に日に価格が上がっているという訳です。

年末年始分の格安航空券はもう少し後になって出てくるようなので、それを待っても悪くないのでしょうが、気になるのは「最終兵器」エアチャイナの残席。(今のところはまだ余裕があるみたいですが。)もし格安航空券が入手できず、そちらも売り切れてしまったら悲しいので、毎日チェックして少なくなったら買ってしまうつもりです。それに備えてサンパウロの1泊分と前泊が必要となる名古屋のホテルは既に予約しました。どちらも直前までキャンセル料がかからないのは助かります。

ところで各国のビザ事情について改めて調査し、これまで知らなかったことや思い違いがいろいろ判明しました。

メキシコでの乗り継ぎについてはネット情報が錯綜しており、あるQ&Aのページにて「トランジットエリアから出なければビザ不要」という回答を見つけてホッとしたのですが、念のためアエロメヒコに問い合わせてみたところ、確かに「事前に手数料(US$50だったっけ?)を払い、パスポートを預けて待合室から出なければOK」とのことでした。が、下手をすれば10時間を超える待ち時間を狭いスペースで過ごすのは耐えられそうにない。さらに大使館にもメールで尋ねてみたのですが、返事は「日本の永住権を持っていればビザ不要だが、そうでなければ必要」というものでした。在留許可認定証明書(配偶者ビザ)ではダメなんですね。なので、メキシコ経由はひとまず断念。利用するのは早くても再来年(Lindaの配偶者ビザ更新時に運良く永住権がもらえたら)ということになります。

ボリビアへの主要な中継地としては他にリマやボゴタ、パナマシティーなどがあり、いずれも2人とも(入国も含めて)ビザ不要ですが、あいにく米国、カナダ、メキシコを経ずに入る方法がありません。その点、以前触れたイベリア航空の成田〜マドリード〜サンタクルスは理想的(しかも乗り継ぎ1回!)なのですが、今のところ価格は23.5万ほど、しかも帰りに地獄の22時間待ちとあっては・・・・・(なお、20時間超でもリマならば2人とも外に出られるので、メキシコの乗り継ぎが短時間で済み、十分安いなら検討する価値はあります。)あと大西洋廻りでブエノスアイレスからボリビアに入るというルートも考えられなくはないですが、たぶん安いチケットはないでしょう。思い出しましたが、かつてパラグアイの僻地での活動を終えて首都に戻り、帰国ルートについて日系の旅行会社と相談していた際に「アスンシオン→サンチャゴ(チリ)→イースター島→タヒチ→東京」というのもあると教えてもらったことがあります。その逆順でボリビアへも行ける訳ですが、いったいいくらかかるんだろう?(もちろん論外)

これも判ったことですが、西ヨーロッパ経由でも国によって事情が異なり、ドイツ、フランス、スペインはLindaも乗り継ぎビザ不要なのにオランダは必要みたいです。それでアムステルダム経由のKLMは消えました。逆に必要だと思っていた英国ですが、2014年12月からボリビア人の乗り継ぎビザが不要となったそうです。よって中東の航空会社とともにブリティッシュ・エアウェイズ(BA)も候補に浮上。といっても今のところ良さげなのはありませんけど。

おまけ
 先日たまたまこんな相談を見つけました。うちとは少し事情が違いますが、かなり苦戦されたことと想像します。いや、Lindaはまさにその米国でオーバーステイになっていた訳ですから、同国のビザ取得ははるかに困難(日本の永住権を取ってもダメ?)ではないかと思います。
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