国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

最後は脱線

2023-04-27 | 日記
3月のWBCでヘッドコーチを務め、大谷翔平選手のことを日本ハムファイターズ入団当初から知る白井一幸氏の談話が週刊誌に載っていました。それを読んで私にも肯けるところがありましたので、一部引きます。

「変わっていないところもある。例えば、彼は球場とかにゴミが落ちていると拾うんですよね。これは当時から変わっていない。以前、それを褒めると“運を拾っているんです”と。高校時代からそれを心がけていたそうですよ。」

知り合いに「自分は絶対に宝くじは買わない」と言っていた人がいました。「人生の運の総量は一定なので、下手に当選してそこで使ってしまったら他で酷い目に遭うことになるから」というのがその理由。でも私は全くそうは思いませんでしたし、今も同様です。

いつ頃からか、もし運に総量があるとしたら、それは世界全体(全人口)でのことではないかと考えてきました。なので、誰かがポイ捨てしたゴミを拾えば、その誰かが一緒に捨てた運を貰うことにもなるかもしれない、とも。(「言うは易し」でそんなに実行はしていませんけどね。)もちろん根拠は示せませんから、「戯言」と一笑に付したい人はそうすればいいでしょう。しかしながら・・・・

大谷選手がMLB移籍後も投打でトップクラスのパフォーマンスを示しているのは、人並み外れた努力の結果であることに疑問の余地はないものの、彼のそういった心がけも意外と侮れないのではないかと思ったのでした。

少し違うかもしれませんが、将棋の米長邦雄永世棋聖(故人)は「勝利の女神に好かれるには謙虚さと笑いである」というようなことをよく語っていました。(捜せばここここなどあちこちで見つかります。)さらに外れるのを承知で書くと、先月亡くなった大江健三郎氏が複数の著書で述べていたのは「危機的状況にある人類が滅亡を回避するためには謙虚さとユーモアが必要である」ということでした。そういうのを知ったのは20年以上前のことですが、以後の世の中はそれらと逆行するかのようにギスギスするばかり、そして分断が進む一方と見えるのは何としても残念なことです。
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