メインに使っているクレジットカードの来月の支払予定です。本当のこれだけの額が引き落とされます。とはいえ別に大きな買い物をした訳でも海外旅行をする予定でもありません。(3日後出発の支払い分はそれなりの金額ですが、それでも上記トータルの1/4程度です。)
実はその大半は既に戻ってきています。先の日記で「道義的には・・・・」などと書いた例のアレです。
☆☆☆
2024-09-16 | 日記
今朝ドリンクをペットボトルに小分けしました。
左から順に200、300、500、720ml。白ワインのような色ですが、物は違います。
ということで1升入り紙パックの日本酒でした。昨年2月の日記の後半で紹介した品ですが、まとめ買いしたうちの1本が製造から1年以上過ぎてしまっていました。(リカマンなら間違いなく処分品として安売りされます。)それゆえ空けてみたら薄っすらと色が付いていたという次第。少し舐めてみましたが、私の記憶の片隅にあるスッキリしてフルーティーな味とは異なり、いかにも日本酒らしい粘っこさが感じられました。これも熟成なのでしょうね。(決して劣化はしていませんでした。)
リンク先にパッケージの画像2枚を載せていたので今回は別方向から。(そういえば先月紹介した品は "International Wine Challenge" の受賞だったのに対し、こちらは食品、飲料品全般が対象のようです。何にしてもこういう国際的な賞がいっぱいあるんでしょうね。)
ちなみに小分けしたのはワインならフルボトル(750ml)、日本酒なら4合瓶(720ml)が我が家の1週間の酒量だからですが、サイズごとに用途(一人用、二人用、旅行用など)が違います。なお最初に100mlほどをコーヒーカップに取って故人の写真の前に供えました。今日は敬老の日ですから。
左から順に200、300、500、720ml。白ワインのような色ですが、物は違います。
ということで1升入り紙パックの日本酒でした。昨年2月の日記の後半で紹介した品ですが、まとめ買いしたうちの1本が製造から1年以上過ぎてしまっていました。(リカマンなら間違いなく処分品として安売りされます。)それゆえ空けてみたら薄っすらと色が付いていたという次第。少し舐めてみましたが、私の記憶の片隅にあるスッキリしてフルーティーな味とは異なり、いかにも日本酒らしい粘っこさが感じられました。これも熟成なのでしょうね。(決して劣化はしていませんでした。)
リンク先にパッケージの画像2枚を載せていたので今回は別方向から。(そういえば先月紹介した品は "International Wine Challenge" の受賞だったのに対し、こちらは食品、飲料品全般が対象のようです。何にしてもこういう国際的な賞がいっぱいあるんでしょうね。)
ちなみに小分けしたのはワインならフルボトル(750ml)、日本酒なら4合瓶(720ml)が我が家の1週間の酒量だからですが、サイズごとに用途(一人用、二人用、旅行用など)が違います。なお最初に100mlほどをコーヒーカップに取って故人の写真の前に供えました。今日は敬老の日ですから。
先ほどの朝食のデザートとしてLindaが果物を出してくれましたが、画像から判る通り柿はどれも過熟状態です。以下に理由を。
我が家では良くて隔年結果の柿ですが、この夏は畑の隅にある樹にビッシリと実が成り、久々の当たり年だと喜んでいました。
ところが例年と比べて成熟が異常に早く、オレンジ色になるのを待って収穫した果実は既にブヨブヨ。(十中八九猛暑のせいでしょう。)それでも甘味が乗っていれば(Lindaは美味しいと言っているし私も嫌いじゃないので)食べるのですが、全然甘くないどころか腐敗によって嫌な味のするものが大部分で、捨てるしかありませんでした。防衛策としてまだ色の薄い実を早めに摘んで追熟させることにしています。手遅れですが。
市道に面した樹の方はほぼ全てが落果。こんなことは初めてです。
形を留めているものも多くは中身がスッカラカンだし、果肉が残っていても酸味が非常に強いためとても食べられません。(酢酸発酵したのでしょうね。)やはり気温がある程度下がらないと色素や糖分が十分生成されないまま果実の軟化が進んでしまうのだろうと思います。うちみたいに自家消費するだけならまだいいですが、生産農家さんはさぞかし苦労されているものと想像します。永年作物ゆえ栽培時期をずらす訳にはいかないし、あとは品種を変えるぐらいしか・・・・
おまけ
「今朝のデザートはリンゴと柿か」と思いつつ食べていたのですが、中に味のぼやけた(甘味も酸味も中途半端な)果実があり、「どうしてこんなのを?」と訊いてみたら実はミニトマトでLindaに笑われました。わかるか!
左は今日の午前中にチェックした日本気象協会の天気予報。数日前からこんな感じですが、この通りになったら非常にヤバいし、それ以前に出発地点まで着けなかったらどうしようと先月に続いて気を揉んでいます。右のウェザーニュース(上)やYahoo! 天気(下)はそこまで壊滅的ではないものの、なぜ狙ったように天気が崩れるのかと腹が立ってなりません。
翌日追記
今週後半の天気予報(tenki.jp)は相変わらず恐ろしいことになっていますが、ちょっと気になることがありました。右端の+マークをクリックすると・・・・・
このように詳細情報が表示されますが、この降水量の単位が書かれていないのは感心できません。0〜24時までを足すと最初の画像の日降水量に一致するので、6時間の合計だとは判るのですが・・・・・
その点で1時間天気はハッキリしているし・・・・
この3時間天気も「(mm/h)」と明記してあるので間違えようがありません。
ところでGoogle検索にて「名古屋市の天気」とは別に「名古屋の天気」というのがあると知りました。そちらはなぜか2週間でなく10日間天気ですが、何にしても「6時間降水量」と紛れのない表記をしてくれています。(その20日の合計が115mmで146mmより少ないのは謎ですが・・・・観測地点が違うのでしょうか?)
という訳で上のスマホアプリの単位(mm/h)は絶対に誤りです。こんな豪雨が何日も続いたら大規模な土砂災害があちこちで起こるでしょう。
翌々日追記
16日朝にチェックした天気予報(tenki.jp)は前日から一転して良いものになり(左)、この通りなら20日に名古屋へ辿り着けないという事態は回避できそうです。右のYahoo! 天気はほとんど変わりなしですが、この程度(曇り時々雨)なら問題ないでしょう。ところで私は週後半の天気予報を心配してはいたものの決して悲観的にはなっていませんでした。理由が例えばこれ↓。
上はお天気.comという予報サイトですが、その19〜21日頃の信頼度はずっと「C」でした。(ちなみに信頼度の意味についてはこちらに解説あり。)Yahoo! も先の予報ほど信頼度が低くなるという点は一緒。結局のところ、大気の状態が不安定な時期に確実な数日先の予報を出すのは今も技術的に難しいということです。(量子コンピューターが実用化されるのを待ちましょう。)そうなると20日の予報が急にまた悪くなる可能性も残っている訳ですが。
さらにその追記
その後あちこち捜しましたが、信頼度付きで予報を出しているところは少数派のようです。ところで右の時事ドットコムでは日が近いほど信頼度が高いという訳ではないのが興味深いです。20日以降は同じような予報でも22日だけ自信アリの理由はなんだろう?
1円でも多く利息が付く銀行に預けるべく、一昨日と昨日の2回(1日の引き出し上限額のため)、ある口座から別のそれに資金移動を行いました。出金も入金もゆうちょ銀行のATM(提携金融機関のため手数料は無料)を利用して。ところが・・・・・・
今朝ログインしてみたところ、昨日の1件しか入金されていない。いったいどーゆーこと?
この通り出金は2度行っています。「もしかして一昨日は入金時にキャッシュカードを間違えたのかも?」と思い、別のネットバンクのアカウントも確認しましたが、やはり入金は確認されず。これには焦りました。
ATMでの入金が反映されないという稀なケースもなくはないようですが(こちらやこちらなど参照)、だとしたら入金先金融機関のカスタマーサービスやゆうちょATMの担当者に連絡して確認してもらわなければならない。面倒なことになったし下手したらお金は戻ってこないかもしれないと考え、頭を抱えました。
が、しばらく経って一昨日は別の資金移動をしていたことに思い当たりました。必要に迫られて開設したものの金利がそれこそ雀の涙という実店舗の口座は残高が5桁を超えないようにしており、その日も入金の翌日(つまり11日)にギリギリまで引き出していました。あるいはそっちのカードで入金してしまったのかも。ならば助かっています。
職場のATMが稼働するのは午前9時からですが、不安に駆られていた私は待ちきれず、最寄りのコンビニまで走り、そこのATMで残高照会。そうしたら案の定そっちに入っていました。ああ良かった!
その後、通帳記入してきました。それにしても・・・・・・
同じ青を基調としているとはいえ、これら2枚を取り違えるとは我ながら情けないです。なお、件のお金は一度失くしたものが運良く返ってきたものと見なしてパーッと使ってしまおうか、などと考えているところです(←おいおい)。
おまけ
先述の金利のいい銀行というのがこれなのですが、さらに新規に口座開設すると最初の3ヶ月間はかなり有利な金利で定期預金(注)ができるため(こちら参照)、Lindaにも作ってもらうことにしました。また、証券会社の口座と連携することでダイヤモンドステージ(最高ランク)になれば普通預金にも優遇金利(年0.3%)が適用されるので、併せてそちらも開設することに。ところが・・・・・
まず銀行の方ですが、オンラインでの開設は簡単と謳いながら、身分証明書の厚みが確認できる斜めからの写真の撮影に何度も失敗し、えらく時間がかかったものの何とか手続き完了。ところがところが、書類が不備であるとのメールが後日届きました。で、電話したら日本国籍以外の人間は書面提出による開設しか受け付けていないとのこと。この時点で頭に来きましたが、さらにその書類の代筆も駄目と言われて頭に血が上りました。が、ここは我慢の一手で送付を依頼。
ちなみに証券口座のオンラインでの開設は最初から外国籍住民を排除。で、先に届いたそちらの書類への記入を昨夜二人で行いましたが、もちろんスンナリとは行くはずもなし。少し前にもLindaは住所や氏名などを日本語で書くのに四苦八苦していましたが、無理もありません。とくに他県民からゲジゲジナンバーと揶揄されたりすることもある「滋」の字は難易度が高く、何度も下書き練習してから書類に、それも慎重に慎重を重ねて書いていましたが、今回はその苦行を(世帯主の勤務先も必要ということで)2度もやらされることに。他にも大学の部署やら役職などで画数の多い字が出てくる度に難儀しました。
とにかく彼女にとって漢字は記号でしかなく、その意味や構成(部首から成り立っていること)などは全く解っていませんから、私がノートパソコンの画面に入力した手本(注:字の下手な私の手書きを彼女が拒否したため)を写すだけの作業となる他はなく、当然書き順もデタラメ。その結果、判読の容易でない字が複数あったとしても責められないでしょう。B4サイズの書類1枚を仕上げるのに小1時間を要しましたが、こんな拷問に等しいことをさせられた挙げ句に書類不備を理由に口座開設を拒否をされようものなら間違いなく私はキレます(予告)。
今朝ログインしてみたところ、昨日の1件しか入金されていない。いったいどーゆーこと?
この通り出金は2度行っています。「もしかして一昨日は入金時にキャッシュカードを間違えたのかも?」と思い、別のネットバンクのアカウントも確認しましたが、やはり入金は確認されず。これには焦りました。
ATMでの入金が反映されないという稀なケースもなくはないようですが(こちらやこちらなど参照)、だとしたら入金先金融機関のカスタマーサービスやゆうちょATMの担当者に連絡して確認してもらわなければならない。面倒なことになったし下手したらお金は戻ってこないかもしれないと考え、頭を抱えました。
が、しばらく経って一昨日は別の資金移動をしていたことに思い当たりました。必要に迫られて開設したものの金利がそれこそ雀の涙という実店舗の口座は残高が5桁を超えないようにしており、その日も入金の翌日(つまり11日)にギリギリまで引き出していました。あるいはそっちのカードで入金してしまったのかも。ならば助かっています。
職場のATMが稼働するのは午前9時からですが、不安に駆られていた私は待ちきれず、最寄りのコンビニまで走り、そこのATMで残高照会。そうしたら案の定そっちに入っていました。ああ良かった!
その後、通帳記入してきました。それにしても・・・・・・
同じ青を基調としているとはいえ、これら2枚を取り違えるとは我ながら情けないです。なお、件のお金は一度失くしたものが運良く返ってきたものと見なしてパーッと使ってしまおうか、などと考えているところです(←おいおい)。
おまけ
先述の金利のいい銀行というのがこれなのですが、さらに新規に口座開設すると最初の3ヶ月間はかなり有利な金利で定期預金(注)ができるため(こちら参照)、Lindaにも作ってもらうことにしました。また、証券会社の口座と連携することでダイヤモンドステージ(最高ランク)になれば普通預金にも優遇金利(年0.3%)が適用されるので、併せてそちらも開設することに。ところが・・・・・
まず銀行の方ですが、オンラインでの開設は簡単と謳いながら、身分証明書の厚みが確認できる斜めからの写真の撮影に何度も失敗し、えらく時間がかかったものの何とか手続き完了。ところがところが、書類が不備であるとのメールが後日届きました。で、電話したら日本国籍以外の人間は書面提出による開設しか受け付けていないとのこと。この時点で頭に来きましたが、さらにその書類の代筆も駄目と言われて頭に血が上りました。が、ここは我慢の一手で送付を依頼。
ちなみに証券口座のオンラインでの開設は最初から外国籍住民を排除。で、先に届いたそちらの書類への記入を昨夜二人で行いましたが、もちろんスンナリとは行くはずもなし。少し前にもLindaは住所や氏名などを日本語で書くのに四苦八苦していましたが、無理もありません。とくに他県民からゲジゲジナンバーと揶揄されたりすることもある「滋」の字は難易度が高く、何度も下書き練習してから書類に、それも慎重に慎重を重ねて書いていましたが、今回はその苦行を(世帯主の勤務先も必要ということで)2度もやらされることに。他にも大学の部署やら役職などで画数の多い字が出てくる度に難儀しました。
とにかく彼女にとって漢字は記号でしかなく、その意味や構成(部首から成り立っていること)などは全く解っていませんから、私がノートパソコンの画面に入力した手本(注:字の下手な私の手書きを彼女が拒否したため)を写すだけの作業となる他はなく、当然書き順もデタラメ。その結果、判読の容易でない字が複数あったとしても責められないでしょう。B4サイズの書類1枚を仕上げるのに小1時間を要しましたが、こんな拷問に等しいことをさせられた挙げ句に書類不備を理由に口座開設を拒否をされようものなら間違いなく私はキレます(予告)。
元は花
2024-09-06 | 日記
久しぶりに家の畑の様子。20日前と大して代わり映えしないので一部の野菜だけにしますね。
ナスは苗を4本買ったのですが、まともに育って実を付けたのはこの長ナスだけ。とはいえ、その1本が大活躍してくれたお陰で4株分の収穫があったように思います。(7月下旬に切り戻ししたら分枝に多数着果しました。)
前回も紹介したヘチマは20本近く収穫できそう。一昨年のタワシがまだたくさん残っているはずですが。
で、その下のラッカセイがこれまた元気。
茎葉部を持ち上げたら案の定こうなっていました。Lindaに写真を見せましたが、やはり莢がどうやって地中に形成されるのか(こちら参照)は知らなかったようです。漢字で書けばそのまんまですけどね。
おまけ
ある日撮影した三角コーナーです。何でしょう?
授業料
2024-09-05 | 日記
8月下旬に夏季休暇を4日取って4泊5日の旅行に出かけることになっていました。やはり夏旅で最も心配なのは台風なので、天気予報サイト複数を毎日チェックしていたのですが、出発の前の前の週後半にそれは突如発生。翌日から日本気象協会の2週間予報が急に悪くなり、出発当日は朝から凄まじい豪雨という予想に愕然。もしそれで電車が運休し空港へ辿り着けなかったら自己都合によるキャンセル扱いという最悪の結果を招くため、旅行キャンセル保険に入ることを考えました。が、後に予報が良い方に変わったため何とかなりそうと判断し、先送りにしてしまいました。(あとはクレジットカード情報を入力して申し込みを確定させるだけというところまで進めたのですが。)そして再び暴風雨の予報になった時は期限(出発の1週間前)を過ぎていました。(このあたりの経緯はこの記事の後半に書いていましたね。)ところが、ご存知の通り台風の移動速度は一向に上がらず進路予想も外れっぱなし。
帰着日の31日にはとっくにオホーツク海へ抜けているはずの敵がまだこんなところをウロウロ。しかも1日の3時から急に向きを変え、予想円の中心線が自宅近くを通るという戦慄の予報。実際にはそこまで鋭角的には曲がらず、長浜の東側(天気図では右側)を通過したため恐れていたほどの雨風には見舞われませんでしたが、それでも右往左往のさせられ通しだったのは間違いありません。この台風10号の悪夢を忘れることはできないでしょう。
ここで時計を5月に戻しますが、申し込んでいたのはこのツアー(レンタカー付フリープラン)。実現していたら3度目の北海道家族旅行となるはずでした。
4泊とも「最上級Sランクホテル」ということもあって、これまでに参加したどの国内旅行よりも単価はずっと高額。そして「Go To トラベルキャンペーン」のような旅行支援も一切なし(下画像参照)。一言でいえば奮発しました。
父の体が弱ってからは二人だけの外泊を止めていましたし、要介護の認定を受ける少し前から旅行自体も我慢していました。そして最後の数ヶ月は精神的にも肉体的にも、とくにLindaは大変な思いをしていました。そのご褒美のつもりでちょっと贅沢な旅をしようと考えたのでしたが・・・・・(今思うと結婚10周年となる来年まで待っても良かったのですが、そういう気持ちは更々ありませんでした。)
ここから余談ですが、中身が同じで価格もそう違わないこちら(関空発着でジェットスター)とは徹底的に比較しました。フライト時刻や空港使用料、空港までの往復交通費などなど。
で、決め手となったのが上のクーポン。
帰りの便を無料のものより2本早めれば「代表者の基本旅費が10万以上」がクリアできると判った時点で勝負の行方(?)は決しました。(というより追加料金不要の178便だと終電でも家には帰れなかった訳ですが。)
で、こうなりましたが、言葉を並べれば並べるだけ虚しくなるので、このくらいにしといた方が良さそうです。(ついでながら、過去のレンタカー旅行と同じく訪問候補地をGoogleマップのお気に入りに登録し、5日間それぞれの走行ルートを熟考の末に決めていったのですが、それらも全て時間の無駄となりました。)
閑話休題。台風については予想が全然当たらないこともあり、「もうなるようにしかならん」の心境に入りかけていた矢先、それとは別の緊急事態が発生。まさに「寝耳に水」としか言いようがないものでした。
8月27日(土)の朝からLindaが腹痛を訴え始めました。「食べたものが悪かったのかな?(でも自分と同じのを食べてるけど)」と思い、「下剤を飲んでみたら?」と言いましたが、夕方になっても症状は収まらず。休診日なので翌朝まで様子を見ようかと一度は考えましたが、直後に気が変わって救急外来に連れて行きました。(思い出すだけでも辛いので初めて書きますが、通常の検査では激しい腹痛や嘔吐の原因がどうしても判らず、数時間後ようやく判明した時には、それが致命的なもので既に手遅れだった父のことが頭に浮かんだからです。)血液検査やCT撮影の後、触診した医師から下された病名は急性虫垂炎でした。すぐさま入院の手続きへ。海外出張は2016年のナミビアが最後だったし、国内出張もコロナ禍以降は日帰りオンリーだったので、数年ぶりに離れ離れで寝ることになりました。
翌朝病院へ行き医師から説明を受けました。手術で取ってしまえば再発することもないし、それは今日でも可能とのこと。が、現在は抗生剤で「散らす」(炎症を抑える)方法が主流とは聞いていたので(ネットにも同様の記述多数あり)、「それで治るようであれば旅行に行けますか?」と訊いてみたところ、「決してお勧めはできないが(注)、たぶん大丈夫と思う」との回答。(注:立場上そうとしか言えないのは私も理解していました。)そこで点滴による1日3回の抗生剤治療を受けることになり、キャンセルは見合わせることにしたのですが、それは今思うに言語道断級のダメ判断でした。
翌日(月曜日)は出勤しましたが、朝7時過ぎにLindaからSkypeで痛みが引かないとのメッセージが入り、その後「医師が直接話したいので来てほしい」と呼び出されてはいよいよ腹を括るしかありません。急遽夏季休暇を申請して病院へ向かいました。炎症の程度を示す血液検査の数値が上がっており、今すぐ切った方が良いとのこと、そして退院は早くても木曜日(実際そうなりました)になると担当医から聞かされては投了もやむなしですが、下手な悪あがき(1日の遅れ)が仇となって10%相当のキャンセル料が上乗せされることになりました。(これまた「後の祭り」の話ですが、Lindaが最初お臍辺りが痛いと言っていたため私は虫垂炎の可能性を全く考えていませんでした。もし「虫垂炎の痛みはみぞおち付近から始まって徐々に患部の右脇腹下部へ移動する」という情報を土曜朝の時点で入手していれば、半日早く抗生剤治療を受けられ、快方に向かっていたかもしれないと悔やんだのでした。)それ以上に、いくら二人で楽しみにしていた旅行だとはいえ、それに固執するあまり必要もなく妻の体を危険に晒したのは他ならぬ私ですから、それは非難されて然るべきです。また、仮に旅に出られていたとしても彼女はほとんど何も食べられなかっただろうし、もし痛みがぶり返しでもすれば旅行中止はもちろん遠方の旅先での入院を余儀なくされていたところ。そこまで頭の回らなかった自分が正直情けないです。
という訳で、保険に入らなかったことに加えて、キャンセルを1日延ばしたことがダメージをさらに深くしました。(数字で示すと3800円をケチったためにその16倍を失い、さらに決断力のなさで2万ちょっと余計に損した計算になります。)喩えてみれば悪手に悪手を重ねて自滅した棋士のようなものでしょうか。信じてはいませんが、「高額な旅行代金の時に限ってキャンセル事案が発生する」というマーフィーの法則が見事なまでに発動した格好です。(これに懲りて先の投稿に括弧書きで記した「もう1回予定あり」は迷うことなく保険に入りました。)
ただし転んでもただでは起きない性分ゆえ、少しでも前向きに考えるようにしました。この損失と治療費(入院・手術費用)を合わせたら手取り月収の半分を軽く超えますが、これが日本でなかったらとてもその程度では済まなかったはず(こちら参照)。国民健康保険制度のありがたさを身に沁みて感じています。(また扶養家族の医療費ということで公立学校共済組合から後日少し返ってきます。)さらに想像すると、もしLindaがニューヨーク在住中に虫垂炎を患っていたらどうなっていたか? ともに人生を歩むどころか1度も会わないまま終わってしまったかもしれません。運命に感謝します。
もうちょっと続けますと、「僥倖を頼みにしてはいけない」という教訓を得たことは先日の日記(逃避行)のコメント欄に書いた通りですが、それ以外にも良かったと思えることがあります。健康のありがたさを改めて認識したのは言うに及ばず、この試練を乗り越えたことで以前にも増して強くなった二人の絆は何物にも替えがたい(もちろんプライスレスの)財産です。そろそろ終わりにしますが、決して悪いことは起こらないだろうと思いつつも、万が一が脳裏に浮かんで私は気が気ではありませんでした。(それ以前に、救急外来での検査後は (昨夏一緒に受けた人間ドックで何も悪いところは見つからなかったにもかかわらず)「もしかしたら非常に治りにくい病気の名前を告げられるのでは?」と心配していました。)手術室に入る直前にLindaから「これまでずっと良くしてくれて本当にありがとう」と言われた時は泣きそうになりました。あれが最後の言葉にならなかったことにも感謝しています。
おまけ
病院までLindaに差し入れを持って行った帰りの信号待ち中に前々から気に懸かっていた伊吹山を撮影しました。昨年夏から集中豪雨による土砂崩れを繰り返しているので。
これが拡大図。オレンジの登山道(注)がある辺り、それ以上に赤で囲んだ所は急速に裸地化が進んでいるように見えます。(注:報道によると「2025年春の開通を目指す方針」とのことですが、遅れるのは必至でしょうね。この時に続く2度目はいつになるやら。)こちらなどあちこちで指摘されているように土砂災害の大きな原因はシカの食害です。私はこの本の元となった連載エッセイを新潮社の「波」で全部読みましたが、動物愛護を訴える人間も増えすぎた野生獣のせいで数多くの昆虫種が絶滅に追い込まれようとしているという事実は知っておくべきだと思います。
帰着日の31日にはとっくにオホーツク海へ抜けているはずの敵がまだこんなところをウロウロ。しかも1日の3時から急に向きを変え、予想円の中心線が自宅近くを通るという戦慄の予報。実際にはそこまで鋭角的には曲がらず、長浜の東側(天気図では右側)を通過したため恐れていたほどの雨風には見舞われませんでしたが、それでも右往左往のさせられ通しだったのは間違いありません。この台風10号の悪夢を忘れることはできないでしょう。
ここで時計を5月に戻しますが、申し込んでいたのはこのツアー(レンタカー付フリープラン)。実現していたら3度目の北海道家族旅行となるはずでした。
4泊とも「最上級Sランクホテル」ということもあって、これまでに参加したどの国内旅行よりも単価はずっと高額。そして「Go To トラベルキャンペーン」のような旅行支援も一切なし(下画像参照)。一言でいえば奮発しました。
父の体が弱ってからは二人だけの外泊を止めていましたし、要介護の認定を受ける少し前から旅行自体も我慢していました。そして最後の数ヶ月は精神的にも肉体的にも、とくにLindaは大変な思いをしていました。そのご褒美のつもりでちょっと贅沢な旅をしようと考えたのでしたが・・・・・(今思うと結婚10周年となる来年まで待っても良かったのですが、そういう気持ちは更々ありませんでした。)
ここから余談ですが、中身が同じで価格もそう違わないこちら(関空発着でジェットスター)とは徹底的に比較しました。フライト時刻や空港使用料、空港までの往復交通費などなど。
で、決め手となったのが上のクーポン。
帰りの便を無料のものより2本早めれば「代表者の基本旅費が10万以上」がクリアできると判った時点で勝負の行方(?)は決しました。(というより追加料金不要の178便だと終電でも家には帰れなかった訳ですが。)
で、こうなりましたが、言葉を並べれば並べるだけ虚しくなるので、このくらいにしといた方が良さそうです。(ついでながら、過去のレンタカー旅行と同じく訪問候補地をGoogleマップのお気に入りに登録し、5日間それぞれの走行ルートを熟考の末に決めていったのですが、それらも全て時間の無駄となりました。)
閑話休題。台風については予想が全然当たらないこともあり、「もうなるようにしかならん」の心境に入りかけていた矢先、それとは別の緊急事態が発生。まさに「寝耳に水」としか言いようがないものでした。
8月27日(土)の朝からLindaが腹痛を訴え始めました。「食べたものが悪かったのかな?(でも自分と同じのを食べてるけど)」と思い、「下剤を飲んでみたら?」と言いましたが、夕方になっても症状は収まらず。休診日なので翌朝まで様子を見ようかと一度は考えましたが、直後に気が変わって救急外来に連れて行きました。(思い出すだけでも辛いので初めて書きますが、通常の検査では激しい腹痛や嘔吐の原因がどうしても判らず、数時間後ようやく判明した時には、それが致命的なもので既に手遅れだった父のことが頭に浮かんだからです。)血液検査やCT撮影の後、触診した医師から下された病名は急性虫垂炎でした。すぐさま入院の手続きへ。海外出張は2016年のナミビアが最後だったし、国内出張もコロナ禍以降は日帰りオンリーだったので、数年ぶりに離れ離れで寝ることになりました。
翌朝病院へ行き医師から説明を受けました。手術で取ってしまえば再発することもないし、それは今日でも可能とのこと。が、現在は抗生剤で「散らす」(炎症を抑える)方法が主流とは聞いていたので(ネットにも同様の記述多数あり)、「それで治るようであれば旅行に行けますか?」と訊いてみたところ、「決してお勧めはできないが(注)、たぶん大丈夫と思う」との回答。(注:立場上そうとしか言えないのは私も理解していました。)そこで点滴による1日3回の抗生剤治療を受けることになり、キャンセルは見合わせることにしたのですが、それは今思うに言語道断級のダメ判断でした。
翌日(月曜日)は出勤しましたが、朝7時過ぎにLindaからSkypeで痛みが引かないとのメッセージが入り、その後「医師が直接話したいので来てほしい」と呼び出されてはいよいよ腹を括るしかありません。急遽夏季休暇を申請して病院へ向かいました。炎症の程度を示す血液検査の数値が上がっており、今すぐ切った方が良いとのこと、そして退院は早くても木曜日(実際そうなりました)になると担当医から聞かされては投了もやむなしですが、下手な悪あがき(1日の遅れ)が仇となって10%相当のキャンセル料が上乗せされることになりました。(これまた「後の祭り」の話ですが、Lindaが最初お臍辺りが痛いと言っていたため私は虫垂炎の可能性を全く考えていませんでした。もし「虫垂炎の痛みはみぞおち付近から始まって徐々に患部の右脇腹下部へ移動する」という情報を土曜朝の時点で入手していれば、半日早く抗生剤治療を受けられ、快方に向かっていたかもしれないと悔やんだのでした。)それ以上に、いくら二人で楽しみにしていた旅行だとはいえ、それに固執するあまり必要もなく妻の体を危険に晒したのは他ならぬ私ですから、それは非難されて然るべきです。また、仮に旅に出られていたとしても彼女はほとんど何も食べられなかっただろうし、もし痛みがぶり返しでもすれば旅行中止はもちろん遠方の旅先での入院を余儀なくされていたところ。そこまで頭の回らなかった自分が正直情けないです。
という訳で、保険に入らなかったことに加えて、キャンセルを1日延ばしたことがダメージをさらに深くしました。(数字で示すと3800円をケチったためにその16倍を失い、さらに決断力のなさで2万ちょっと余計に損した計算になります。)喩えてみれば悪手に悪手を重ねて自滅した棋士のようなものでしょうか。信じてはいませんが、「高額な旅行代金の時に限ってキャンセル事案が発生する」というマーフィーの法則が見事なまでに発動した格好です。(これに懲りて先の投稿に括弧書きで記した「もう1回予定あり」は迷うことなく保険に入りました。)
ただし転んでもただでは起きない性分ゆえ、少しでも前向きに考えるようにしました。この損失と治療費(入院・手術費用)を合わせたら手取り月収の半分を軽く超えますが、これが日本でなかったらとてもその程度では済まなかったはず(こちら参照)。国民健康保険制度のありがたさを身に沁みて感じています。(また扶養家族の医療費ということで公立学校共済組合から後日少し返ってきます。)さらに想像すると、もしLindaがニューヨーク在住中に虫垂炎を患っていたらどうなっていたか? ともに人生を歩むどころか1度も会わないまま終わってしまったかもしれません。運命に感謝します。
もうちょっと続けますと、「僥倖を頼みにしてはいけない」という教訓を得たことは先日の日記(逃避行)のコメント欄に書いた通りですが、それ以外にも良かったと思えることがあります。健康のありがたさを改めて認識したのは言うに及ばず、この試練を乗り越えたことで以前にも増して強くなった二人の絆は何物にも替えがたい(もちろんプライスレスの)財産です。そろそろ終わりにしますが、決して悪いことは起こらないだろうと思いつつも、万が一が脳裏に浮かんで私は気が気ではありませんでした。(それ以前に、救急外来での検査後は (昨夏一緒に受けた人間ドックで何も悪いところは見つからなかったにもかかわらず)「もしかしたら非常に治りにくい病気の名前を告げられるのでは?」と心配していました。)手術室に入る直前にLindaから「これまでずっと良くしてくれて本当にありがとう」と言われた時は泣きそうになりました。あれが最後の言葉にならなかったことにも感謝しています。
おまけ
病院までLindaに差し入れを持って行った帰りの信号待ち中に前々から気に懸かっていた伊吹山を撮影しました。昨年夏から集中豪雨による土砂崩れを繰り返しているので。
これが拡大図。オレンジの登山道(注)がある辺り、それ以上に赤で囲んだ所は急速に裸地化が進んでいるように見えます。(注:報道によると「2025年春の開通を目指す方針」とのことですが、遅れるのは必至でしょうね。この時に続く2度目はいつになるやら。)こちらなどあちこちで指摘されているように土砂災害の大きな原因はシカの食害です。私はこの本の元となった連載エッセイを新潮社の「波」で全部読みましたが、動物愛護を訴える人間も増えすぎた野生獣のせいで数多くの昆虫種が絶滅に追い込まれようとしているという事実は知っておくべきだと思います。
昨日上高地の日帰りバスツアーに参加してきました。10月末まで取得可能な夏季特別休暇(注)を利用しました。(注:昨日で使い切ったはずが諸事情で一部を取り消したため、まだ1日半残っています。)先週急遽取りやめた旅行の埋め合わせではなく、7月下旬に申し込みを済ませていました。(実はそれも一度キャンセルの電話を入れたのですが、後にゴーサインが出たので再度参加の連絡をしました。)これです。(5月下旬にも狙っていたのですが、行けそうと判った時には満席になっていました。)食事なしだし大手旅行者と比べても少し高いように思いましたが、家から徒歩でも行ける長浜インター西側駐車場(イオン長浜店の道を挟んだ東側にあり普段利用者の少ない駐車場)が出発地というのはありがたい。ゆっくり出られるし集合場所までのJR往復運賃や駐車料金が浮きます。また個人旅行の場合はマイカーが規制されているため、車ではガソリン代と高速料金に加えて駐車場代と以降の交通費がかかるし、鉄旅でもJR運賃と最寄り駅からのバス代で結構持っていかれます。(青春18きっぷ利用なら安上がりでしょうが、時間がかかりすぎて日帰りは不可能です。)それなら最初からプロに任せた方が賢明というものでしょう。
同地へは4年ぶりでしたが、前回はあまり歩けない父が同行していたのでバスターミナルから河童橋まで歩き、あとは辺りをウロウロするだけで終わりました。今回は自由時間がタップリ3時間(前回の2倍)あるということで明神池まで往復するつもりでした。とはいえLindaは病み上がり(詳細は別稿にて)ゆえ不安を訴えていましたので、ゆっくり歩くと約束し、さらに「余呉湖(約6.4km)を2時間かけて1周するぐらい」と説明したところ「それなら大丈夫」と納得してくれました。もちろん無理は絶対させられませんので、もし痛みを訴えるようなことがあれば直ちに引き返すつもりでしたが、幸いにも杞憂に終わり、河童橋⇆明神池の所要時間は往路、復路ともほぼ1時間でした。
必ずしも時系列ではないようにも思いますが、以上適当に見つくろって。いい所は何度来てもいいもんですね。3度目があるとしたら宿泊も入れて、梓川のさらに上流まで足を伸ばしたいです(こちら参照)。
おまけ
上は昨晩の遅い夕食。帰着後すぐイオンに入り、値引きシール(半額)が貼られていたのを買いました。
そしてこちらは昨日朝7時過ぎ、出発予定時刻まで少し時間があったため、やはりイオンで購入したドリンク類。
半額とまではいかないものの少し安くなっていたので。なお真ん中の黒ビールはノンアルなのを承知で買っています。それと先の握り寿司&海鮮丼は痛恨にも幻となった先週の旅行中にその地で飲食する機会があったはずのものでした。(繰り返しますが、詳しくは後日稿を改めて。)
一昨年の記事のコメント欄(今年8月31日以降)に書き込んでいましたが、先週後半からサッカーくじ(toto、BIG)がちょっとした騒ぎになっていました。
そちらに書いたように中止試合があると当選確率が上がるからですが、とくに第1476回(8月31日締め切り)は画像の通り台風10号の影響で中止が相次ぎ、自分で予想するtoto系くじの結果はこの通り。そして、コンピューターがランダムに数字を選ぶBIG系も5種類中4種類が不成立(全額払い戻し)となったのですが・・・・・・
唯一ギリギリで成立したMEGA BIGがすごいことになりました。まず4試合中止で当選確率が256倍(4の4乗)にアップ(中止試合は的中と見なされるため)。それだけだと賞金が減って終わりですが、1等には58億円ものキャリーオーバーが積み上がっていたお陰で、過去に例がないほど購買者にとって有利であることが知れ渡っていました。それゆえ販売額は普段の数倍(過去最高の47億円)となり、締め切り時間が近づくとともに期待値(購入額に対して期待される当選金の比率)は下がっていったものの、それでも最終的に1.73倍となりました。1を超えていれば確率的には「文句なしに買い」です。
(それで思い出したのがこの記事の後半で紹介されている過去事例。偶然にも9月2日発行朝日新聞の特集 "GLOBE" でも採り上げられていましたが、米バージニア州で700万通りのくじを全部買うことを思い付き、そして1等賞金2700万USドル、2等以下を含めると総額3000万USドルを手にした男性がいました。)
それに目を付けて大金をつぎ込む人が続出しましたが、その筆頭がこちらで紹介されている若者。私も彼の当選金チェックの実況を観ていた一人ですが、公式発表の遅れに加えて購入本数のあまりの多さに結果判明は押しに押して20時半過ぎになりました。で、その記事にある通り投入額をはるかに上回るリターンを得ることに成功しました。
ここからちょっと補足すると、今回は8試合の対戦チームの合計得点(4通りに分類)を当てれば良いので、組み合わせは4の12乗=65536通りです。もしロトやtoto系くじと同じく数字選択式であれば、全組合せを1本ずつ(65536×300=19,660,800円)購入することで必ず1等が当たります。しかしながらBIG系は自分で選べないため、同じ組み合わせの重複および購入されない組み合わせが必ず出ます。すなわち複数本当たる可能性とともに1等が全く当たらないリスクも抱えることになります。彼のケースでは1等2本当選が損益分岐点だったようですが、確率計算によって12%程度は注ぎ込んだ額を回収できない可能性も指摘されていました(こちら参照)。実際には予想より大きく上振れして8本も当たった訳ですが。(それにしても確率2.3%の目を引くとは持っとるなぁ!)
さらに2〜6等の賞金を加えたのが記事にも出ている「2億2190万円」(見込み額)ですが、ここも補足しておくと今回2等以下は当選本数激増のため全て最低保証額(注)の300円になりました。(注:その煽りを受けて1等の配分額は本来よりも減らされました。)ついでに言っておくと、仮に彼が1等に全く当たらなくとも約1/3は戻ってくることが判っていました。つまり相当負けにくい賭けであったのは確かです。だとしても彼の勝利を「濡れ手に粟」などと揶揄するのは見当違いでしかありません。自由に動かせるそれだけのお金があったとしても同じことのできる人間がいったいどれだけいるでしょうか?
あとネットの匿名による書き込みを見て驚いたのは、今回のキャリーオーバーを知らずに「買えば損するだけ」と諭したり、先述の300円最低保証のようなルールを知らずに文句を言ったりと、自分の無知を棚に上げて不平不満を並べ立てる人間があまりにも多いことでした。また「ランダム」「確率」「期待値」などの意味を理解していないと思しき投稿を多数目にして閉口しましたが、おそらく中高の数学で習ったはずの知識が全く頭に残っていないんでしょうね。そういうのに限ってサッカーくじの発券を「イカサマ」と断じるような「陰謀論者」だったりするから困りものです。
さてさて、私も既に書いた通りいつもより多くMEGA BIGを購入しました。(実は他所でもう10枚買っています。)現時点で1476回の結果は「速報中」ですが、当たっていれば近日中に1471回 (その時の払戻金額は6等330円) と同じ表示に変わるはずです。そして今でも「確認」をクリックすれば済む話ですが、敢えて放置しています。指定銀行口座に振り込まれた額によって全部2等以下(確率的には9994/10000ぐらい)なのか、そうでないのかが判明しますので、それまで楽しみに待つことにします。何にしても、これだけの出費で十分いい夢を見させてもらいました。
なお今回のような好条件(複数試合中止&高額キャリーオーバー)のサッカーくじは数年に1回でしたが、今後は台風の大型化が予想されているため頻度が増えるかもしれません。ただし、この儲け話が広まったことで太郎氏のような大口購買者が続出し、期待値が1を割る可能性は十二分にあります。なので「こんなオイシイ話はこれで最後かな」という気がしています。
おまけ
他記事に「持ち出しは実質2000円」とコメントしましたが、違法ではないものの道義的にはハテナマークが付くような気がしないでもない方法(裏技?)を使ったので書くのは控えます。(2枚目画像の購入内容一覧でMEGA BIGによる絞り込み検索の結果を表示させていることと関係があります。)もっとも、それが無効と見なされたら購入金額と2等以下の当選金の合計(つまり300円×当選本数)との差額分だけ損をすることになりますが、それは納得しています。ダメモトのつもりでやったことですから。
そちらに書いたように中止試合があると当選確率が上がるからですが、とくに第1476回(8月31日締め切り)は画像の通り台風10号の影響で中止が相次ぎ、自分で予想するtoto系くじの結果はこの通り。そして、コンピューターがランダムに数字を選ぶBIG系も5種類中4種類が不成立(全額払い戻し)となったのですが・・・・・・
唯一ギリギリで成立したMEGA BIGがすごいことになりました。まず4試合中止で当選確率が256倍(4の4乗)にアップ(中止試合は的中と見なされるため)。それだけだと賞金が減って終わりですが、1等には58億円ものキャリーオーバーが積み上がっていたお陰で、過去に例がないほど購買者にとって有利であることが知れ渡っていました。それゆえ販売額は普段の数倍(過去最高の47億円)となり、締め切り時間が近づくとともに期待値(購入額に対して期待される当選金の比率)は下がっていったものの、それでも最終的に1.73倍となりました。1を超えていれば確率的には「文句なしに買い」です。
(それで思い出したのがこの記事の後半で紹介されている過去事例。偶然にも9月2日発行朝日新聞の特集 "GLOBE" でも採り上げられていましたが、米バージニア州で700万通りのくじを全部買うことを思い付き、そして1等賞金2700万USドル、2等以下を含めると総額3000万USドルを手にした男性がいました。)
それに目を付けて大金をつぎ込む人が続出しましたが、その筆頭がこちらで紹介されている若者。私も彼の当選金チェックの実況を観ていた一人ですが、公式発表の遅れに加えて購入本数のあまりの多さに結果判明は押しに押して20時半過ぎになりました。で、その記事にある通り投入額をはるかに上回るリターンを得ることに成功しました。
ここからちょっと補足すると、今回は8試合の対戦チームの合計得点(4通りに分類)を当てれば良いので、組み合わせは4の12乗=65536通りです。もしロトやtoto系くじと同じく数字選択式であれば、全組合せを1本ずつ(65536×300=19,660,800円)購入することで必ず1等が当たります。しかしながらBIG系は自分で選べないため、同じ組み合わせの重複および購入されない組み合わせが必ず出ます。すなわち複数本当たる可能性とともに1等が全く当たらないリスクも抱えることになります。彼のケースでは1等2本当選が損益分岐点だったようですが、確率計算によって12%程度は注ぎ込んだ額を回収できない可能性も指摘されていました(こちら参照)。実際には予想より大きく上振れして8本も当たった訳ですが。(それにしても確率2.3%の目を引くとは持っとるなぁ!)
さらに2〜6等の賞金を加えたのが記事にも出ている「2億2190万円」(見込み額)ですが、ここも補足しておくと今回2等以下は当選本数激増のため全て最低保証額(注)の300円になりました。(注:その煽りを受けて1等の配分額は本来よりも減らされました。)ついでに言っておくと、仮に彼が1等に全く当たらなくとも約1/3は戻ってくることが判っていました。つまり相当負けにくい賭けであったのは確かです。だとしても彼の勝利を「濡れ手に粟」などと揶揄するのは見当違いでしかありません。自由に動かせるそれだけのお金があったとしても同じことのできる人間がいったいどれだけいるでしょうか?
あとネットの匿名による書き込みを見て驚いたのは、今回のキャリーオーバーを知らずに「買えば損するだけ」と諭したり、先述の300円最低保証のようなルールを知らずに文句を言ったりと、自分の無知を棚に上げて不平不満を並べ立てる人間があまりにも多いことでした。また「ランダム」「確率」「期待値」などの意味を理解していないと思しき投稿を多数目にして閉口しましたが、おそらく中高の数学で習ったはずの知識が全く頭に残っていないんでしょうね。そういうのに限ってサッカーくじの発券を「イカサマ」と断じるような「陰謀論者」だったりするから困りものです。
さてさて、私も既に書いた通りいつもより多くMEGA BIGを購入しました。(実は他所でもう10枚買っています。)現時点で1476回の結果は「速報中」ですが、当たっていれば近日中に1471回 (その時の払戻金額は6等330円) と同じ表示に変わるはずです。そして今でも「確認」をクリックすれば済む話ですが、敢えて放置しています。指定銀行口座に振り込まれた額によって全部2等以下(確率的には9994/10000ぐらい)なのか、そうでないのかが判明しますので、それまで楽しみに待つことにします。何にしても、これだけの出費で十分いい夢を見させてもらいました。
なお今回のような好条件(複数試合中止&高額キャリーオーバー)のサッカーくじは数年に1回でしたが、今後は台風の大型化が予想されているため頻度が増えるかもしれません。ただし、この儲け話が広まったことで太郎氏のような大口購買者が続出し、期待値が1を割る可能性は十二分にあります。なので「こんなオイシイ話はこれで最後かな」という気がしています。
おまけ
他記事に「持ち出しは実質2000円」とコメントしましたが、違法ではないものの道義的にはハテナマークが付くような気がしないでもない方法(裏技?)を使ったので書くのは控えます。(2枚目画像の購入内容一覧でMEGA BIGによる絞り込み検索の結果を表示させていることと関係があります。)もっとも、それが無効と見なされたら購入金額と2等以下の当選金の合計(つまり300円×当選本数)との差額分だけ損をすることになりますが、それは納得しています。ダメモトのつもりでやったことですから。